2006年11月19日(日)
11R
2006年11月19日(日)
京都
15:40発走
マイルチャンピオンシップ GI
芝・右・外 1600m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳以上
オープン (国際)(指定) 定量
本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
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1 | コートマスターピース | |||||
2 | スーパーホーネット | |||||
3 | プリサイスマシーン | |||||
4 | ロジック | |||||
5 | テレグノシス | |||||
6 | カンファーベスト | |||||
7 | ダンスインザムード | |||||
8 | ハットトリック | |||||
9 | ステキシンスケクン | |||||
10 | ダイワメジャー | |||||
11 | マイネルスケルツィ | |||||
12 | ニューベリー | |||||
13 | キネティクス | |||||
14 | キンシャサノキセキ | |||||
15 | マルカシェンク | |||||
16 | シンボリグラン | |||||
17 | アグネスラズベリ | |||||
18 | デアリングハート |
買い目
大多 | 10=7 10=15 10-1 10-17 7=15 |
---|---|
綾恵 | 10=15 10=1 10-7 10-8 15=1 |
山田 | 10=1 10=18 10=13 1=18 1=13 18=13 |
たま | 15=10 15=14 15=1 15=7 15=8 |
予想
本命はダイワメジャー。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.1
左回りにおいてこれまで全く結果を出せなった当馬が,休み明けとなった毎日王冠(G2),天皇賞(秋・G1)と2連勝。いずれも着差はわずかであったが,直線で後続を楽々封じ込めるレースぶりは完勝という言葉が相応しく,5歳にしてようやく自身のポテンシャルを全て引き出せるようになった感。今回,前走から2ハロンもの短縮になるとはいえ,マイル戦は昨年の当レース2着を含め(2・3・0・2)。デキに関しても,直前調教において単走で追われ好タイムを叩き出しているように2連勝の勢いを維持しており,引き続き不動の中心視が妥当な判断だ。
対抗はダンスインザムード。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.3
近2走は本命馬に完敗の内容とはいえ,前々走がクビ差2着で,前走においても0秒5差。とはいえ,春先にヴィクトリアマイル(G1),3走前にはキャッシュコールマイル(海外G3)を制した実力は十分示せた印象だ。今回は10戦し,5勝2着2回の成績を残す当馬にとってベストのマイル戦。今秋3度目の対決となる本命馬を相手にし,逆転はかなり困難であるが,直前調教で2頭と併せて元気一杯の動きを披露しているように,仕上がり自体は順調そのもの。スタミナを要求されるペースにさえならなければ,持てる地力から再度好勝負へ持ち込む公算は高い。
単穴はマルカシェンク。
実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.37.2
前走の菊花賞(G1)は7着までも,さすがに距離が長かった感。本命馬と0秒2差だった前々走,毎日王冠でのパフォーマンスが示すように,当馬はやはりマイル前後でこそか。併せた相手に遅れをとった直前の調教内容はあまりほめられたものではないが,仕上がり自体は良好。本命馬より1キロ軽い斤量を生かしきった上で展開が味方するようなら,本命馬に引導を渡す場面まであって驚けない。
抑えはコートマスターピース。穴はアグネスラズベリ。
今週のワンポイントアドバイス
初G1勝ちの好機,マルカシェンク
00年の番組改編でスプリンターズSが当レースより先に行なわれるようになり,各陣営の臨戦態勢にも大きな変化が現れた。ここでは過去6年のデータでレース傾向を見たみたい。
連対馬は13??1,4??2,11??3,5??2,1??4,3??4番人気の組み合わせで決まった。馬連は1万8050円,2610円,1万5530円,3240円,1050円,3580円。上位1??3番人気は必ず連に絡んでいるが,3けた配当で収まったことは1度もなく,00,02年に万馬券の出る波乱となっている。
連対馬の前走はG1組6頭,G2組3頭,G3組3頭。すべて重賞からの出走で,そこでの成績はG1組が(10,8,1,2,2,7)着。G2組は(1,7,5)着で,G3組が(2,3,5)着だった。2けた着順でなければ巻き返し可能。路線別では天皇賞(秋)組と毎日王冠組が各3連対し,富士S組などが2連対で続いている。
年齢別は3??7歳上馬が,23,26,28,18,10頭出走して,3,6,2,1,0連対。4歳馬が世代をリードし,3歳馬がこれを追っている。
牡馬は89頭出走して10連対,牝馬が16頭で2連対。連対数で牡馬が牝馬を圧倒しているが,連対率では余り差はなく,牝馬にも警戒が必要だ。
関東馬VS関西馬は34頭と69頭で争い,4対8。連対数で関西馬が関東馬を大きくリードしているが,連対率はほぼ互角。東西間格差はさほどない。なお,外国馬は03年と04年に2,1頭出走して,9,16,14着。今年イギリスから来日したコートマスターピースにとっては,気がかりなデータといえる。
◎…マルカシェンクは秋初戦の毎日王冠でダイワメジャーの4着。骨折休養明け,完調手前の状態で0秒2差に健闘した。前走の菊花賞は道中理想的なポジションに付けながら直線で伸びを欠いたのは,やはり3000Mが長かったか。本質的にはマイラーで,距離短縮は大歓迎。G1初勝利を決めるチャンスだ。
○…ダイワメジャーは一昨年の皐月賞を制覇後に不振に陥ったが,ノド鳴りの手術が成功。今年は毎日王冠,天皇賞(秋)を連勝して完全復活をアピールした。マイル重賞は2勝の実績。昨年の雪辱Vも十分にある。
▲…たたき2戦目の前走でキンシャサノキセキは桂川Sを快勝した。勝ちタイムはレコードに0秒1差で,1週前のG2スワンSよりも0秒9も速かった。準オープンを勝ち上がったばかりだが,能力はG1級。格下のイメージは全くない。
△1…ダンスインザムードは毎日王冠2着,天皇賞(秋)6着。2戦連続で敗れているが,マイルは全6勝中で5勝を挙げている得意の距離。このレースは3回目の挑戦で,過去2回は2,4着。あと一歩でタイトルに手が届くところにいる。
△2…連覇を狙うハットトリックは,秋の2戦で12,8着に敗れているが,毎日王冠→天皇賞(秋)→マイルCSは前年と全く同じローテーション。昨年は9,7着から1着に巻き返しているだけに,大駆けには十分警戒したい。
△3…外国馬のコートマスターピースは2走前に英G1のサセックスSで60.5キロを背負って楽勝。5歳で本格化した大器晩成型のマイラーだ。今回は鞍上に世界のデットーリ騎手を指名しての挑戦。日本馬との比較は難しいが,マイルでは大きく崩れたことはない。