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2006年3月12日(日)

11R
2006年3月12日(日)
中山
15:35発走

ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス GIII

芝・右 1800m 天気:
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (国際) 牝 [指定] ハンデ 本賞金:3900、1600、980、590、390万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ウイングレット
1 2 カネトシディザイア
2 3 レクレドール
2 4 ディアデラノビア
3 5 ライラプス
3 6 マイネソーサリス
4 7 プリンセスグレース
4 8 メイショウオスカル
5 9 アンブロワーズ
5 10 ヤマニンシュクル
6 11 メジロトンキニーズ
6 12 ミヤビキララ
7 13 ヤマニンアラバスタ
7 14 チアフルスマイル
8 15 コスモマーベラス
8 16 スターリーヘヴン

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=15 1=14 1-7 1-13 15=14
綾恵 8=1 8=7 8-4 8-12 1=7
山田 11=10 11=14 11=15 10=14 10=15 14=15
たま 4=13 4=3 4=5 4=14 4=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はウイングレット。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.46.5
昨年の当レース勝ちを含め,中山芝1800M戦において(2・0・1・0)と好走ぶりが目を引く舞台巧者。前走のターコイズSでは,直線一旦先頭に立つもゴール前で脚色が鈍り0秒2差の3着と敗れた。とはいえ,先着した両馬がハンデ52キロの軽量馬であったことを加味すれば,さほど割り引く必要はなさそうだ。今回は休み明け初戦であるものの,中間もびっしり追われ軽快な動きを披露している上,鞍上が主戦の田中勝春騎手に戻る点も好材料視できそうなだけに,いきなりでも十分首位争い可能と判断した。

対抗はコスモマーベラス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.47.1
前走のTCK女王盃(交流G3)では,道中先行集団の一角を占めるも直線失速し2秒1差の10着と大惨敗。それでも苦手なダート戦であったことを考えれば,参考外としてもよさそうだ。今回は,得意な芝戦に加え,小回りで紛れが多い中山コースであり,当馬の自在性が威力を発揮そうな印象。さらに前々走のディセンバーSにおいて,G1馬マイネルレコルトをはじめとする歴戦の牡馬相手に先着している底力はここでも決して侮れないため,ぜひ大きく見直してみたい1頭であろう。

単穴はチアフルスマイル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.46.8
前走の京都牝馬S(G3)では,勝ち馬からタイム差なしの2着に敗れたものの,直線の末脚は際立っており,勝ちにも匹敵するほどの好内容であった。今回は,昨年低評価を覆し3着と激走した相性のよい当レース。さらに前走重賞2着にも関わらずハンデの54キロはやや恵まれたといってよさそうだ。ただし今の中山コースは,先行馬有利な前残りの傾向の強い馬場。いくら当馬が強烈な末脚をもってしても,勝ち切るのは容易でないとみて3番手評価に留めた。

抑えはヤマニンアラバスタ。穴はプリンセスグレース。

今週のワンポイントアドバイス

末脚さく裂,ディアデラノビア


過去10年,連対馬は11??2,4??6,3??2,9??1,5??4,4??8,1??3,3??14,9??6,1??9番人気の組み合わせだった。上位人気はパッとせず,代わりに6番人気以下から8頭が連に絡んでいる。

馬連は3けた配当がなく,万馬券2回,5000円以上の高配当も3回と荒れている。

連対馬の前走は重賞組19頭,オープン特別組1頭。路線別は京都牝馬S組が9連対と抜群の相性を見せて,2連対のアメリカJCC組を大きく離している。

年齢別は4??7歳上馬が62,50,27,8頭出走して,7,9,4,0連対。昨年は4歳馬で1,2着を占めたが,一昨年までは5歳馬が9年連続で連対していた。

トップハンデ馬は延べ14頭出走して3連対。連対3頭は1,3,3番人気の支持を集めていた。

◎…ディアデラノビアは逃げ馬が勝つスローの前走で,後方から追い込んで0秒4差。着順は5着止まりでも上がり33秒6の末脚を爆発させて,次走につながるレースを見せた。昨年,高水準オークスでクビ+クビ差3着馬。牝馬ではトップ級の潜在能力を秘めている。

○…ヤマニンシュクルは1年以上の休み明けを3度たたかれ,4,7,4着。成績はいまいちだが,前走京都牝馬Sで勝ち馬と0秒1差まで追い上げた。休養前の秋華賞で半馬身差の2着の実力馬。能力差はない。

▲…レクレドールはひと息の成績が続いているが,昨夏のクイーンSで,後の天皇賞(秋)馬ヘヴンリーロマンスをハナ差押さえて快勝した。ステイゴールドの全妹で,重賞2勝の力量馬。安定味に欠けるが,常に警戒が必要だ。

△…コスモマーベラスは中山の1800Mで3戦して,1勝,2着2回。昨秋,紫苑Sを勝ち,その後オープン特別のターコイズSとディセンバーSと2着の実績がある。前走のダート交流重賞(TCK女王杯)10着は度外視していい。

△…不完全燃焼の続いていたチアフルスマイルが,前走の京都牝馬S2着でうっ憤を晴らした。道中は後方で脚をためて,直線,大外から豪快に追い込んできた。展開に注文はつくが,はまるとG1級の末脚がさく裂する。

△…ライラプスは秋華賞5着,エリザベス女王杯6着。G1では力が足りないが,G2のローズS3着があり,G3のクイーンCも制している。新馬を快勝し,続くデイリー杯2歳Sで2着した素質馬。いつ大駆けがあっても驚けない。

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