2006年2月26日(日)
11R
2006年2月26日(日)
中山
15:35発走
中山記念 GII
芝・右 1800m
天気:
馬場:
重
サラ系4歳以上
オープン (国際)[指定] 別定
本賞金:6400、2600、1600、960、640万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ダイワメジャー | |||||
2 | グレイトジャーニー | |||||
3 | ヴィータローザ | |||||
4 | ナイトフライヤー | |||||
5 | ハットトリック | |||||
6 | バランスオブゲーム | |||||
7 | カンファーベスト | |||||
8 | ユキノサンロイヤル | |||||
9 | カンパニー | |||||
10 | ダンスインザモア | |||||
11 | クラフトワーク | |||||
12 | エアメサイア |
買い目
大多 | 1=9 1=5 1-6 1-12 9=5 |
---|---|
綾恵 | 6=1 6=9 6-7 6-11 1=9 |
山田 | 5=11 5=12 5=8 11=12 11=8 12=8 |
たま | 3=9 3=12 3=1 3=5 |
予想
本命はダイワメジャー。
実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.47.0
昨秋のマイルCS(G1)でハナ差2着に健闘している実力馬。手術済みとはいえ完調しづらいノド鳴りの持病があるため,ここも能力を出し切れるかに懸かっているが,後続を楽々突き放す豪快な直前調教の内容を見る限りいきなりからの期待は十分。そして,今回の鞍上は一昨年のダービー以来となる,当馬を皐月賞ウイナーへ導いたデムーロ騎手。好走条件が整っただけに,本番へ向け好スタートとなる公算大とみたい。
対抗はカンパニー。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.44.8
展開に左右されやすい脚質ではあるが,初重賞制覇を飾った京阪杯(G3)で見せたメンバー最速となる33秒台の末脚など,決め手に関してはかなり強烈なものを持っている。3カ月のブランク明けでG1ウイナー多数のメンバーと対戦となるのは確かに厳しいが,鉄砲実績が多数な上,この舞台は昨年当レース2着を含め2戦2連対している相性抜群のコース。芝1800M戦も(3・3・0・2)と得意としており,当馬向きの展開となれば連勝まであってよさそうだ。
単穴はハットトリック。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.47.0
前々走のマイルCSでG1初制覇を果たすと,続く香港マイル(海外G1)も勝利して昨年の最優秀短距離馬に選出された,今や世界屈指の名マイラー。とはいえ,今回は当馬にとって距離が1ハロン長い上に,先に大きな目標がある一戦。59キロの斤量も厳しいといわざるを得ず,ここは単穴評価までか。ただし,実力が一枚抜けているのは明らかなため,地力だけで勝ち負けとなってもなんら不思議はない。
抑えはエアメサイア。穴はバランスオブゲーム。
今週のワンポイントアドバイス
得意の中山でヴィータローザ
過去10年,1??3番人気は6,2,3連対でパッとしない成績だが,人気薄馬の連対も7,8,9番人気の各1頭と少ない。馬連は02年に8840円と荒れたが,7回は2000円以内。大半は平穏に収まっている。連対馬20頭中17頭は重賞をステップに出走,残る3頭はオープン特別だった。路線別は5連対の東京新聞杯組がトップで,アメリカJCCT組4連対,2連対で京阪杯組,白富士S組と続いている。
年齢別は4??7歳上馬が36,24,33,33頭出走して,9,4,6,1連対。4歳馬に勢いがある。
牡馬VS牝馬は120頭と6頭で戦って,10対0。紅一点のエアメサイアに厳しいデータだが,牝馬の出走は極端に少なく,この10年間でG1馬の参戦もなかった。数字上だけで切り捨てるのは危険だ。
関東馬は81頭で16連対(19.8%),関西馬が45頭で4連対(8.9%)。関東馬が圧倒しているが,関西馬はここ2年連続で連に食い込んで反撃態勢を見せている。
◎…前走のヴィータローザは道中楽に追走できたが,直線で伸びを欠いて7着と敗れた。前回よりプラス14キロの体重が,最後にきて響いたか。今回連闘になるが,中山はセントライト記念,中山金杯を制した舞台。馬体が絞れれば中山重賞V3のチャンスだ。
○…昨秋の京阪杯でカンパニーは後続を3馬身半ちぎって圧勝した。勝ち時計はレコードと0秒1差と優秀で,上がりも33秒9と切れた。3カ月ぶりになるが,1800Mは3勝2着3回とベストの距離。昨年2着の雪辱を果たせるか。
▲…エアメサイアは前走エリザベス女王杯で1番人気を裏切って5着。1コーナー手前でゴチャついて後方に置かれ,流れに乗れなかったことが最後まで響いた。秋華賞で敗ったラインクラフトが,マイルCSで3着に好走。その比較から牡馬相手でも首位が狙えると見た。
△…ダイワメジャーはマイルCSでハナ差2着に惜敗した。間隔は開いたが,鉄砲使いでダービー卿CTを勝った実績がある。マイル重賞と皐月賞を制覇していることから1800M戦なら力を出し切れる。G1を制したデムーロに鞍上がスイッチするのも心強い。
△…ハットトリックは日本と香港の1600Mを制覇して2連勝中。G1を2勝の実績はここでは断然の勲章だが,中山の急坂は初体験で,59キロの重量も他馬と比べると不利。能力は認めてもここは抑えとしたい。