過去10年の連対馬は1??4,3??5,1??5,1??3,3??1,2??3,8??4,1??3,2??3,1??3番人気の組み合わせで1,2着した(96,02年は東京開催)。連対馬20頭中19頭までが5番人気以内で,馬連最高は3040円と低めで,平均も1105円。大波乱は期待薄。
路線別は中山金杯組が6連対と好調で,目下3年連続連対中。次いで2連対の有馬記念組などが続いている。世代別は4??7歳上馬が29,24,32,31頭出走して,7,8,4,1連対。連対数,率で5歳が一歩リードしている。
◎…ハイアーゲームは一昨年のダービーでキングカメハメハ,ハーツクライに続く3着。その後低迷しているが,昨秋のカシオペアSで逃げて3着とようやく復活ののろしを上げた。初ダートで凡退した前走は基準外。積極策に出れば勝機はある。
○…オペラシチーは春に56.5キロのハンデで目黒記念(G2)をレコード勝ちしている実力馬。復帰2戦の京阪杯,有馬記念と2けた着順に敗れているが,能力はここでも十分通じる。今回はたたき3戦目の走りごろ。大駆けがあっても驚けない。
▲…グラスボンバーは有馬記念で9着。スローペースの最後方から直線で追い込んで1秒差まで迫った。芝2200Mは3走前にクビ差2着に惜敗したオールカマー(G2)と同条件。荒れた馬場も苦にしないだけに好勝負は間違いない。
△…フサイチアウステルは菊花賞5着から3カ月ぶりになるが,明け4歳の同期ディープインパクトやアドマイヤフジの活躍からここでも能力は互角。出走間隔が開いたのは気になるが,セントライト記念2着の力量なら軽視はできない。
△…1年2カ月ぶりの前走クリスマスCで3着と地力を見せたコスモインペリアル。準オープンからの挑戦で苦戦は免れないが,最終週は馬場があれ,さらに降雪の影響もあり,道悪競馬は必至。スピード勝負では出番がないが,時計がかかれば流れ込みが期待できる。