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2005年3月20日(日)

11R
2005年3月20日(日)
中山
15:35発走

フジテレビ賞スプリングステークス GII

芝・右 1800m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (混合) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:5400、2200、1400、810、540万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ワールドアベニュー
1 2 ウインクルセイド
2 3 カンペキ
2 4 ディーエスハリアー
3 5 ダンスインザモア
3 6 スキップジャック
4 7 ペールギュント
4 8 マキハタサーメット
5 9 パリブレスト
5 10 コクサイトップラヴ
6 11 ストラスアイラ
6 12 カネサマンゲツ
7 13 ヴァーミリアン
7 14 アグネスジェダイ
8 15 トップガンジョー
8 16 プライドキム

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=13 7=9 7-1 7-8 13=9
綾恵 9=2 9=11 9-12 9-15 2=11
山田 9=13 9=7 9=8 13=7 13=8 7=8
たま 6=13 6=7 6=5 6=8 6=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はペールギュント。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.48.4
年明けのシンザン記念(G3)では,直線半ばでマイネルハーティーと一騎打ちの様相を呈したが,写真判定の結果はハナ差先着で勝利。後方から徐々に追い上げて,直線大外へ回しての横綱相撲で勝ちに行っており,斤量を1キロ余計に背負っていたことを考慮すれば,同斤量ならもっと楽に勝っていた可能性もありそうだ。ここまでの6戦で重賞2勝を含む3勝,2着1回で,残りもデビュー戦と朝日杯FS(G1)の3着2回であるから,実績は他馬の追随を許していない。後方一気で結果を残してきたので,未だ前有利の傾向がある中山の馬場に不安もあるが,近年の当競走上位馬を見れば,切れ味に富んだ差し馬も多く,一概に不利とは言えまい。距離も2000M辺りまでは大丈夫と思われるだけに,今回で皐月賞への不安材料はすべて払拭できるはずだ。

対抗はヴァーミリアン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.48.7
暮れのラジオたんぱ杯2歳S(G3)では,ローゼンクロイツ以下を1馬身差に封じての重賞制覇。かなりスローな流れになってしまったが,離れて逃げるシルクネクサスの2番手という絶好のポジションを取れたこともあり,直線の上がり勝負でも余裕を持って対応できた様だ。1800??2000Mのみを走って4戦2勝,2着2回と底を見せておらず,早くからクラシックを見据えたローテーションを組んできた点も好感が持てる。2月末に栗東へと帰厩して坂路主体で乗り込まれていたが,今週の追い切りは4ハロン51秒5,終い14秒1を計時。終い1ハロンの時計が掛かっているが,昨年も終いは13秒後半などが多かったので,それほど気にする必要はなかろう。賞金的にも当面の間は問題ないので,ここは皐月賞への試走といったニュアンスが大きい気もするが,前に行ける利点を生かして本番へと繋がるレースを見たいところだ。

単穴はパリブレスト。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
今回は上位2頭が抜けているので,3番手はかなりの混戦模様となっているが,ここでは前走クロッカスSで素質の片鱗を見せた当馬を指名したい。その前走は1000Mの通過が57秒7というハイペースの展開だったが,中団の4番手から直線外目をグングンと伸びて,内で粘るチアフルワールドをゴール時にハナ差だけ差し切った。デビュー戦もクビ差勝ちだったので派手さこそないものの,2・3着馬が先週のクリスタルC(G3)で優勝,4着と好走しており,世代屈指のスプリンターたちを一蹴した点は高く評価したい。今週は南芝コースで5ハロン62秒台と軽めに流されたが,1週前の段階で美浦坂路にて4ハロン50秒9,終い12秒6の好時計を叩き出しており,出来の良さを加味すれば重賞ウイナー2頭に迫れる可能性も。

抑えはマキハタサーメット。穴はワールドアベニュー。

今週のワンポイントアドバイス

末脚鋭いスキップジャック


3着までに優先出走権が与えられる皐月賞トライアル。過去10年,1番人気は5勝,2着2回と上々の成績を挙げているが,2,3番人気は2,1連対と元気がない。代わりに6番人気以下から7頭が連に絡んでいる。
98年に馬連5万5220円馬券が飛び出して驚かされたが,この年以外は荒れても6000円台。1番人気馬を素直に信頼していい。ただ,連対した7頭の単勝はすべて100円台で,残る3頭が230円(3着),330円(4着),300円(5着)。単勝100円台が連対への条件になっている。
ステップはアーリントンC(G3)組が4連対で,朝日杯FS(G1)組ときさらぎ賞(G3)組が3連対で続いている。勝利数別は,1??3勝上馬が1,13,6連対。1勝馬では苦しく,2勝以上馬を狙いたい。キャリアは20頭中17頭が4??7戦。該当しない3頭は3戦馬(2頭)と9戦馬(1頭)。キャリア2戦馬や10戦以上の連対馬は見られない。
◎…スキップジャックが巻き返す。朝日杯FSは手応え十分で直線に向かったが,前が壁になるアクシデントで11着。脚を余す不完全燃焼の競馬に終わった。昨年の京王杯2歳S(G2)は直線内から鮮やかに抜け出し,G2タイトルをもぎ取った。4カ月ぶりでも仕上がりは万全。休養明け初戦から首位争いになる。
○…相手筆頭にヴァーミリアンを挙げる。暮れのラジオたんぱ杯2歳S(G3)は2番手追走から,直線余裕の差し切りVを見せた。4戦中3戦で上がり33秒台をマーク。末脚の切れには定評がある。ただ,中山は初コースで,11頭以上の多頭数戦も初体験。その分割り引いて対抗に留めた。
▲…ペールギュントはデイリー杯2歳S(G2)と前走のシンザン記念(G3)を制覇して,早くも重賞2勝をマークした。後方からの競馬で展開に注文は付くが,展開がはまれば上記2頭と互角に渡り合える。
△…3戦2勝のダンスインザモアも差はない。勝ち星はいずれも道悪だったが,2戦目の寒竹賞では中団から徐々に追い上げ,0秒2差の4着に健闘した。走破時計から良馬場のスピード決着に対応できそうだ。
△…逃げるとマキハタサーメットもしぶとい。前走きさらぎ賞は向こう正面でハナに立つとマイペースに落とし,直線でも二の脚を使ってハナ差2着。1400Mから1800Mへの距離一気の延長をものとせず,キッチリ連を確保した。単騎先頭が望めるここも要警戒だ。
△…パリブレストは2戦2勝。クビ,ハナ差の接戦を制して2連勝してきた。キャリア2戦はデータ的には狙いづらいが,相手なりに走れる勝負強さは高く評価できる。血統からは距離延長に不安はなく,穴を出せばこの馬だ。

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