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2005年5月15日(日)

11R
2005年5月15日(日)
東京
15:35発走

京王杯スプリングカップ GII

芝・左 1400m 天気:
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (国際)(指定) 別定 本賞金:6000、2400、1500、900、600万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ニシノシタン
1 2 アサクサデンエン
2 3 メテオバースト
2 4 ゴッドオブチャンス
3 5 ウインクリューガー
3 6 キーンランドスワン
4 7 タマモホットプレイ
4 8 フジサイレンス
5 9 ゴールデンキャスト
5 10 オレハマッテルゼ
6 11 トラストファイヤー
6 12 プレシャスカフェ
7 13 アドマイヤマックス
7 14 テレグノシス
7 15 ダンスインザムード
8 16 ナイトフライヤー
8 17 ウインラディウス
8 18 スナークスズラン

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 14=15 14=12 14-13 14-17 15=12
綾恵 9=17 9=1 9-8 9-12 17=1
山田 12=13 12=10 12=1 13=10 13=1 10=1
たま 14=12 14=13 14=5 14=15 14=17

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はテレグノシス。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.20.4
今季の始動戦となったマイラーズC(G2)は,後方から追い上げながらも0秒6差の6着。スローを2番手先行のローエングリンが押し切る展開だったので,流れが向かなかった感はあるものの,3歳時以来となる阪神競馬場,コーナーの多いマイルコースも合わなかったか。昨年末に遠征した香港マイル(国際G1)では,最下位の14着に惨敗しており,深刻なダメージを負った可能性もあっただけに,とりあえず無事に回ってきたことを良しとしたい。NHKマイルC(G1)優勝以降,古馬G1では勝ち星を挙げていないが,一昨年の当競走や昨秋の毎日王冠(G2)での優勝から府中のG2戦なら常に警戒が必要。この中間は軽めの調整であったが,今週の追い切りは美浦南Wコースで5ハロン64秒,終い12秒台と水準並みの時計ながらビシッと追われており,このひと追いで気合いも乗ってくるはず。ぶっつけの出走だった昨年の当競走は,ウインラディウスのクビ差2着に惜敗していたが,叩き2戦目で挑む今年は巻き返し以上を狙いたいところ。

対抗はダンスインザムード。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨秋は断然人気の秋華賞(G1)こそ4着に敗れたが,天皇賞(秋)・マイルCSの古馬G1を連続2着の大健闘。3歳馬には斤量面の優遇があったにせよ,歴戦の強豪相手の連絡みは並の馬には無理な話であり,無敗で桜花賞(G1)を制したほどの逸材であるからこそ。休養前の香港C(国際G1)ではスローの道中で掛かってしまい,自滅する様な形で13着に惨敗しており,気性面での不安が再び顕在化。航空輸送や環境の変化のためか馬体が10キロ近く減っていたので,本調子でなかった点も否定できないが,再度古馬G1で勝ち負けするには気性面での成長が不可欠と思われる。放牧先から美浦に戻ってからは,特にうるさいところは見せていない様で,落ち着きあるのは何より。馬体の方も良いころの雰囲気に近づいてきており,今週の追い切りでは南芝コースで5ハロン61秒,終い12秒台を馬なりで出すほどの勢いだ。古馬扱いとなる今回は試金石となる一戦であるが,最後に勝った昨年の桜花賞優勝から1年経過したことで,斤量が56キロで済むのは有難い。事前にイレ込んでさえいなければ,主役を張れるだけの能力はある。

単穴はプレシャスカフェ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
1番人気に推された高松宮記念(G1)は,アドマイヤマックスに0秒4差の3着。発馬で痛恨の出遅れをしてしまい,道中に馬場の良い外へと出すことが出来ず,内側で伸びあぐねてしまったことが響いた様だ。芝スプリントで初めての敗北となったが,大きく崩れなかったあたりは改めて地力の高さを示した。今回は初の府中芝コース,初めての芝1400M戦と課題は多く,結果次第で安田記念を目指すのか,スプリント戦に専念するのかが見極められることになる。高松宮記念を経由しての当競走参戦は,00年と01年にブラックホークが2,3着したぐらいで,マイル位まではこなした距離実績がないと厳しい様子。父のハートレイクは96年の当競走,前年の安田記念を制しており,血統的にはこなせる余地もありそうだが,過去には3歳500万のマイル戦で0秒2差2着,1000万特別の府中ダート1400Mで0秒8差7着と評価が難しく,ここは様子見の3番手評価まで。高松宮記念で念願のG1獲りを果たしたアドマイヤマックスについては,いかにも本番前のひと叩きである印象が強く,1頭だけ59キロを背負う今回は抑え評価が妥当なところか。

抑えはアドマイヤマックス。穴はウインラディウス。

今週のワンポイントアドバイス

得意の1400Mでテレグノシス


安田記念の前哨戦として好メンバーがそろった。5月に開催された9回のレースから傾向を探ってみたい。
連対馬は5??1,1??12,1??8,1??4,5??2,2??7,11??6,5??6,2??5番人気の組み合わせで決まった。1,2番人気は4,3連対と不振で,3番人気も3着にすら入線していない。代わりに6番人気以下の伏兵馬が6連対している。馬連は1000??4000円台6回,8000円台1回,万馬券2回。3けた配当で決着したことはなく,波乱含みの重賞になっている。
連対馬の前走18頭中15頭が重賞。ステップはダービー卿チャレンジT(G3)組が4連対でトップで,ここ3年連続連対中と勢いもある。2番手に3連対のマイラーズC(G2)組が続いている。
年齢別は4??7歳上馬が54,48,24,24頭出走して,7,4,5,2連対。4歳馬が連対数で世代をリードしているが,率で6歳馬が逆転している。牡馬は123頭で16連対,牡馬が27頭で2連対。牝馬は苦戦している。
◎…テレグノシスは一昨年1着,昨年2着とこのレースで抜群の実績を誇っている。前走マイラーズCは4カ月ぶり。デビュー以来最高の馬体重でやや重め残りだったが,上がり33秒台の末脚を見せて6着。たたき2戦目で状態はアップ,得意の距離で巻き返す。
○…相手はプレシャスカフェ。高松宮記念(G1)は単勝1.9倍の断然人気に応えられず3着に敗れた。スタートで後手を踏み,勝負どころで馬場の悪い内を走らせられたが,最後まであきらめず,しぶとい伸びを見せた。ゴール前の脚色から距離延長は問題ない。
▲…大外から伸びて高松宮記念を圧勝したアドマイヤマックス。距離不足と思われた1200Mで,後続を2馬身半もちぎった。1F距離が延びてさらに期待がかかるが,今回は59キロを背負う。坂を上がってあの瞬発力を再現できるかどうか。今回は3番手評価に留めた。
△…ウインラディウスは昨年のこのレースの覇者。休養明けの谷川岳Sは3着に敗れたが,前哨戦としては文句のないレース内容だった。前走530キロは生涯最高体重。3カ月ぶりを一度使われた上積みは魅力。昨年レコードでテレグノシスを降した末脚にかけてみる手は十分ある。
△…ダンスインザムードは前走香港C(国際G1)で13着に惨敗した。馬体重453キロは2走前のマイルCS(G1)の2着と比べ9キロ減。海外遠征で体調が万全ではなかったようだ。天皇賞(秋),マイルCSと牡馬相手に連続連対した実績はここでも威張れるもの。4カ月ぶり,56キロの負担重量を克服できれば上位争いは必至。
△…穴を出せばウインクリューガーか。高松宮記念はスタートで挟まれ最後方に置かれた。直線レースナンバー2の末脚で追い込んで0秒8差。03年のNHKマイルC(G1)優勝馬のたたき3戦目。大駆けがあっても驚けない。

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