2005年8月14日(日)
9R
2005年8月14日(日)
札幌
15:25発走
北海道新聞杯クイーンステークス GIII
芝・右 1800m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳以上
オープン (混合) 牝 (特指) 別定
本賞金:3900、1600、980、590、390万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | マイネヌーヴェル | |||||
2 | フィヨルドクルーズ | |||||
3 | チアフルスマイル | |||||
4 | レクレドール | |||||
5 | ヘヴンリーロマンス | |||||
6 | スターリーヘヴン | |||||
7 | デアリングハート | |||||
8 | ダンスインザムード | |||||
9 | フェリシア | |||||
10 | コアレスパティオ | |||||
11 | アンブロワーズ | |||||
12 | エルノヴァ | |||||
13 | ホウザングラマー | |||||
14 | ディアチャンス |
買い目
大多 | 8=3 8=7 8-6 8-9 3=7 |
---|---|
綾恵 | 12=10 12=7 12-4 12-6 10=7 |
山田 | 7=10 7=12 7=3 10=12 10=3 12=3 |
たま | 12=8 12=7 12=1 12=3 12=4 |
予想
本命はダンスインザムード。
実績:
距離・コース:
順調度:
重・1.50.9
前々走の京王杯スプリングS(G2)9着,前走の安田記念(G1)18着と,過去の実績からすれば復帰後は案外な結果に終わっている当馬。ただ,前々走は初の1400M戦で流れに乗れず,前走においても他馬との接触で走る気をなくした上での結果とあって,近2走のみで評価を下げるのは早計。今回は2カ月休み明けといえど,一気にメンバーが落ちる牝馬限定戦。天皇賞(秋・G1),アメリカンオークス(海外G1)でともに2着した中距離実績を考えると,ここは負けられない一戦といえよう。
対抗はチアフルスマイル。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.49.1
休み明けだった4走前の山城Sでオープン入りを果たすと,続く中山牝馬S(G3)で3着,前走の愛知杯(G3)でも2着に好走した。展開に左右されやすい脚質なため出世こそ遅れたが,近況の充実ぶりは良血の素質が一気に開花した感がある。今回は2カ月ぶりとはなるが,中間良く乗り込まれ状態面は万全。開幕週のため,脚質から考えて多少の割り引きは必要かもしれないが,札幌コース自体は4戦3勝と相性抜群なだけに,本命馬が崩れるようならば重賞初制覇を遂げてもなんら不思議はない。
単穴はデアリングハート。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
ラインクラフト,シーザリオらを相手に桜花賞(G1)3着,NHKマイルC(G1)2着と全く引けを取らなかった3歳牝馬トップレベルの一角。今回は古馬初対戦となるが,これまでの実績を考えれば当然通用するはずで,渋太い先行力も開幕週の今回においてはかなり魅力。仕上がり早のタイプで久々も全く問題ないだけに,大駆けの可能性まで秘めた存在だ。
抑えはスターリーヘヴン。穴はフェリシア。
今週のワンポイントアドバイス
重賞制覇の好機,エルノヴァ
2000年に3歳馬限定から古馬混合戦になり,舞台も中山から札幌に移った。
過去5年,連対馬は1??7,1??4,7??1,7??1,5??6番人気の組み合わせで決まった。1番人気は4連対と人気に応えているが,2,3番人気は1頭も連に絡んでいない。馬連配当は2290円,1250円,3880円,2160円,4180円。大波乱には至っていないが,02年にスタートした馬単は,1万1250円,9460円,1万340円。こちらは大荒れとなっている。
連対馬の前走は重賞組6頭,オープン特別1頭,条件組3頭。そこでの成績は条件組3頭はいずれも1着だったが,それ以外は前哨戦の成績に関係なく巻き返している。路線別はマーメイドS組が2連対を果たしているが,強調できるものはない。
年齢別は3??6歳上馬が11,21,24,6頭出走してそれぞれ2,5,3,0連対となっている。出走間隔は中1週1頭,1??2カ月6頭,3カ月以上3頭。出走間隔の開いた馬の活躍が目立っている。
◎…昨年の2着馬エルノヴァで勝負する。休養前のメトロポリタンSでハナ差2着,続く目黒記念(G2)でクビ,ハナ,ハナ差の4着と健闘した。牡馬相手のここ2戦で小差の勝負をしている内容は,牝馬限定戦で大きなアドバンテージ。2カ月半ぶりと間隔は開いたが,重賞初制覇のチャンスと見た。
○…ダンスインザムードは京王杯スプリングC(G2)9着,安田記念(G1)18着。ここ2戦は不本意な成績が続いているが,昨年のアメリカンオークス(G1),天皇賞(秋・G1)で2着。このメンバーでは断然の実績を誇っている。能力だけ走れば圧勝しても不思議はない。
▲…デアリングハートは桜花賞(G1)3着,NHKマイルC(G1)2着。まだ1勝馬だが,実績は申し分ない。初の古馬との対戦になるが,今年の3歳世代はかなり強い。特にNHKマイルCで牡馬を一蹴して1,2着を独占した牝馬はハイレベル。古馬と52キロで戦えるのも有利だ。
△…レクレドールは今年4走して結果を出していないが,やや重で凡走した前走を除くと,勝ち馬とは0秒5差以内。昨年のエリザベス女王杯(G1)でも7着と着順は悪いが,着差は0秒5だった。混戦になれば首位争いに一気に浮上する。
△…チアフルスマイルは前走愛知杯(G3)でクビ差2着。直線の短い小回り平たんの中京コースで,素晴らしい末脚を見せつけた。2カ月半と間隔は開いたが,この馬の展開になれば上位争いに食い込める。
△…前走の巴賞でマイネヌーヴェルはプラス10キロの馬体で0秒5差5着。道中後方で脚をため,直線で次走につながる追い込みを見せた。追い込み脚質で展開に注文が付くが,はまると末脚は強烈。馬体が絞れていれば警戒したい。