ファンが投票! スポナビ的新人王レース・中間発表

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 スポーツナビでユーザー投票を実施した「スポナビ的新人王レース・中間発表」。本家と異なり、各リーグ投手・野手の2部門に分けて投票が行われた。3万人を超えるプロ野球ファンが選んだ現時点の新人王は? 今回はセ・リーグ投手のランキングを発表します!

※ランキング上位と総評コラムはスポーツナビアプリでご覧いただけます

ランキング

順位 選手名 所属 得票率
1 栗林 良吏 広島 70.82%
2 伊藤 将司 阪神 18.81%
3 奥川 恭伸 ヤクルト 3.13%
4 橋本 侑樹 中日 1.60%
5 西 純矢 阪神 1.26%
6 金久保優斗 ヤクルト 1.14%
7 横川 凱 巨人 0.75%
8 阪口 皓亮 DeNA 0.26%
9 平内 龍太 巨人 0.20%
10 及川 雅貴 阪神 0.19%

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解説

70.82%の得票率で圧勝となった広島のゴールデンルーキー・栗林良吏。デビューからの連続無失点記録を更新中で、防御率はいまだ0.00を保ち続けている。【写真は共同】

 セ・パともに近年稀に見る新人・若手選手の当たり年となった今シーズンのプロ野球。スポーツナビ野球編集部はこのブームに便乗して(?)、【スポナビ的新人王】の中間投票を実施。本稿では【セ・リーグ投手部門】の結果をカウントダウン形式で紹介する。ちなみに、同部門の5位から3位までの選手の得票率は1桁台。上位2人が圧倒的な票を集める結果となった。(以下、「」はファンのコメント)

 5位(得票率1.26%)の西純矢(阪神)は2年目の今季、5月19日の東京ヤクルト戦でプロ初登板初先発初勝利を飾った。阪神で10代の選手がこの記録を達成したのは、2012年の岩本輝以来。「西勇輝に負けない気迫のピッチングに痺れた!!」と、5回無安打ピッチングでファンのハートを鷲掴みにした。

 大卒2年目左腕の橋本侑樹(中日)が4位(1.60%)。かつての守護神・岩瀬仁紀の背番号13を背負う。今季はリリーフで18試合に登板し、防御率3.12(6月10日終了時点)と安定した成績を出しており、「パ・リーグの強打者相手にしても、抑えられるスライダー。岩瀬の再来」と高評価された。

 3位(3.13%)は高卒2年目の奥川恭伸(東京ヤクルト)。ここまで7試合に先発し、防御率5.45、2勝2敗の成績を挙げている。まだまだ球数制限を設けられての育成期真っ只中ではあるが、自ら設けた『6回2失点以内』の目標を3試合クリアした。「未来のエース! 奥川君以外ありえません!」と熱いコメントが届いている。

 得票率がグンと上がって18.81%で2位は、ルーキー・伊藤将司(阪神)。開幕からローテ入りを果たすと、無傷の3連勝。4月24日の横浜DeNA戦では、12球団のルーキー一番乗りの完投勝利を飾った。「試合を作る能力を発揮し続けている」と伊藤将のピッチング同様、冷静なコメントが見られたほか、「安定感抜群でローテを守って優勝し、10勝挙げる可能性を秘めているから!」と虎党の願望てんこ盛りのコメントも。

 そして1位は広島のゴールデンルーキー・栗林良吏。70.82%の得票率で圧勝となった。現在、開幕から22試合連続無失点で11セーブを挙げている、広島の絶対的守護神。2リーグ制以降では新人記録となる、デビューからの連続無失点記録を絶賛更新中で、防御率はいまだ0.00を保ち続けている。

「栗林が出た時点で、安心できる」「セ・リーグNo.1抑え。言うことなし。栗林がいなければカープはダントツ最下位」と、カープファンと思われるユーザーからの賛辞が殺到。他球団ファンからも、「阪神ファンで伊藤に入れたいところだが、栗林選手の安定感は半端ないから」と、感服の声が上がった。

 このまま栗林が突っ走るか、それとも2位以下の投手が巻き返すか。後半戦に期待したい。

(文:前田恵、企画構成:スリーライト、成績はすべて6月10日終了時点)

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