WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 京口vs.ナコーン

6/19 19:40 千葉・幕張メッセ

京口、判定勝ちで初防衛に成功

ゲームスコア

[WBA同級スーパー王者]京口紘人

3判定0

[WBA同級10位]タナワット・ナコーン

判定詳細:117-112、117-111、117-111
※京口は初の防衛に成功

記事

京口(写真左)は判定で初防衛に成功【写真:Getty Images】

ラウンド詳細

  • 試合前

    軽く笑みも見せリングに向かうタナワットはさして力みや緊張は感じられない。

    対する京口は多くの旗が立つ中を引き締まった表情で足早に進む。

  • 1R

    京口はグローブを上げて上体を振り、タナワットにプレッシャーを掛けていく。

    そして早々とロープに詰めてワンツーを伸ばしてヒット。その後も京口はプレッシャーを緩めず、左ボディフック、右クロスと見舞う。

    さらに左ボディフックを打ち込むと、タナワットは効いたかガードが下がる。京口は自信を持ってジャブ、左右アッパー、左ボディとさらにタナワットに詰め寄る。

  • 2R

    京口は自信を感じさせ、ガードを上げるも恐れた様子は感じさせずに間合いを詰めて左右アッパー、右ストレート、左ボディと振るっていく。

    タナワットも左ボディフック、右フックと振り押し返そうとするが、京口はこの接近戦を望むところとばかりさらに左ボディ、左アッパーを追加する。このアッパーにアゴを突き上げられたタナワットは後退していく。

    そこから再びタナワットが出てくるも、京口はさらに左ボディフックの強打、左右アッパーと接近戦で圧倒してこのラウンドを終える。

  • 3R

    リング中央に立つ京口は上体を柔らかく振り、タナワットのパンチをブロックして左ボディ、アッパーとガードの隙間にパンチを滑り込ませる。

    タナワットはやや間合いをあけ左ストレート、右フックと展開を変えようとする。やや両者の距離が開き、タナワットの手数が増えてくる。

    右ジャブ、左ストレートを伸ばすタナワットだが、京口の左ボディからの右ストレートがクリーンヒット。京口は好印象を残してラウンドを終える。

  • 4R

    京口は前に出て左ジャブを伸ばし、タナワットが左ストレートを伸ばしてきてもヘッドスリップやパーリングで弾いて対処する。

    しかしタナワットが強振した左ストレートがヒット。ややグラついた京口だが体勢を立て直してタナワットに向かい、右ストレート、左ボディと振るっていく。

    タナワットも左ストレート、左クロスと反撃する。

  • 5R

    4Rに被弾のあった京口だが、5Rもやはり強気に前へ出て右ストレート、左アッパーと振るってタナワットに迫る。

    タナワットはこれに対し左ストレートを伸ばしてけん制し、細かなヘッドワークも見せ京口にクリーンヒットを与えない。

  • 6R

    6Rもロープを背にするタナワットに京口は距離を詰め、左ボディ・左右のアッパーと振るっていく展開。しかしラウンド中盤になるとタナワットがリング中央に出てくる。

    だが京口は左ボディを打ち込み、再びタナワットを下がらせる。京口は左ストレートをきれいに当てるが、タナワットはダメージを見せない。

  • 7R

    タナワットは右ジャブで京口の接近をけん制。そして京口が入ろうとすると、左ストレートを合わせる。

    京口は右ボディストレートを当てて間合いを詰め、左アッパーを突き上げる。

    再び距離が開くと京口は右ストレートを伸ばすが、タナワットはこの強振をヘッドスリップして当てさせない。

  • 8R

    このラウンドも序盤は京口が前進のプレッシャーとジャブで前に出ていく。タナワットは京口のパンチに慣れてきたところもあるか、距離を開けてジャブに対処する。

    京口はならばとボディストレート、ボディフックをヒット。ストレートもボディと顔、上下に打ち分ける。だがムエタイで豊富な経験を持つタナワットは間合いを外し、顔に致命打を与えない。

  • 9R

    タナワットはやや間合いを開けて立ち、右アッパーから左ストレートと踏み込む。よく見えており、これを当てさせない京口。

    タナワットはジャブのリードから左をストレート、クロスの軌道で放つ。京口は頭を振ってこのパンチに対処しながら左ボディ、左アッパーと当てていく。

  • 10R

    両者間合いを狭め、ボディブローを交換する。そこからまた離れた間合いに戻ると、タナワットは踏み込んでの左ストレートを当て、バッティングが見られたがさらに右フックを京口に当てる。

    しかし京口は逆にこれで火がついたように前へ出て、ボディフックでタナワットの失速を呼ぶと、さらに右フックを当てタナワットの腰を落とす。

    コーナー際に下がるタナワットだが、その後は攻めさせずラウンド終了を迎える。

  • 11R

    タナワットが左のパンチを強振してくるが、京口は下がらずにこれを迎え打ち、接近戦で得意の左ボディを打ち込んでいく。

    そしてタナワットがロープを背負うと京口は右ボディストレート。効いたかに見えたタナワットだが脱力した感じの構えを見せ、左ストレートと右ジャブを飛ばし、リングを回っていく。

    ラウンド最後にも京口にステップインし、左ストレートを当てて終える。

  • 12R

    京口は手を高めにした構えから上体を振り、右ストレートを放つもこれは空振り。タナワットは距離を取り、そこから左ストレートを振るって当てヒット&アウェイ。

    京口もしかし追いかけて左フックを当てる。だが、タナワットは足を止めず京口に追撃を与えない。

    判定は117-112、117-111、117-111の3-0で京口。初防衛に成功した。

  • 京口の試合後コメント

    「大変申し訳ございません。タフな相手に圧倒するのが狙いだったんですけど、ふがいない試合で申し訳ございません。採点以上に差のない試合で、首の皮一枚つながったかなと。本当に申し訳ございません。大きなことを言えないですけど、必ず進化して統一戦を実現させたいと思います。裏切ってしまいましたけど、勝てたのは最低限。これからも見守ってください」

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