182㎝の加藤に対し、ドンは187㎝の長身選手。
1R、両者オーソドックスでジャブを出し合い、どちらも左フック、右ストレートと積極的に出していく。
2R、加藤は踏み込んでの左フック、右ストレートと放ってドンを狙う。ドンもしかし長身とリーチを活かし、距離を取って展開する。
3R、加藤いきなりの左アッパーもドンはかわす。加藤はしかしガードを上げてドンを追い、ロープに詰めて左ボディフック。
4R、加藤は左フックで追い、ボディフックにドンは膝を着くもこれはローブロー。さらに加藤がコーナーまで追うが、ドンはダッキングでかわす。
5R、追う加藤、ロープ際で応戦するドンの図式は変わらず。ボディフックで攻める加藤だが、ドンも左右のフックを振るってくる。
最終R、やはりロープを背にするドンだが、左右ストレートを伸ばして応戦。加藤は左フックと右ストレートを連続で当て終了。
判定は59-55、2者は60-54の3-0で加藤。A級ボクサー昇格を決めた。