3月21日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと広島のオープン戦は、5対1で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンクの先発・有原航平投手は初回、先頭に二塁打を許し、1死から林晃汰選手に先制の適時二塁打を打たれた。2回表も安打を浴びたが、3回表は3者凡退に抑えると、4回表2死走者なしの場面で交代。3.2回59球4安打無四死球3奪三振1失点の内容だった。

　打線は3回裏、今宮健太選手の安打、谷川原健太選手の進塁打で2死2塁とすると、周東佑京選手の適時二塁打で同点に追い付く。4回裏には柳田悠岐選手、正木智也選手、柳町達選手の四球で1死満塁の好機をつくり、今宮選手の2点適時二塁打で勝ち越し。5回裏には周東選手が四球と盗塁で2塁へ進み、山川穂高選手の1号2ランで5対1と突き放す。

　救援陣は4回途中から又吉克樹投手が1.1イニングでつなぐ。6回表から登板した岩井俊介投手は2イニングを無安打1四球に抑えると、8回表はヘルナンデス投手が3者凡退に。最終9回表はオスナ投手が締め、5対1で試合は終了した。

　勝利した福岡ソフトバンクは、山川選手がオープン戦32打席目で初本塁打をマークしたほか、本日一軍合流の今宮選手が2安打2打点、周東選手が2安打1打点1四球1盗塁の活躍の活躍を見せている。

　 １２３４５６７８９ 計
広 １００００００００ １
ソ ００１２２０００Ｘ ５

広 森下暢仁-●河野佳-高橋昂也-高太一-中崎翔太
ソ 有原航平-○又吉克樹-岩井俊介-ヘルナンデス-オスナ

文・西嶋葵