3月21日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と横浜DeNAのオープン戦は、2対0で埼玉西武が勝利した。

　埼玉西武の先発・今井達也投手は、初回を3人で退けると、2回は2者連続三振を含む3者凡退に切って取る。続く3回も相手打線を封じ、3回32球無安打無四球4奪三振でマウンドを降りた。4回からは羽田慎之介投手、ラミレス投手、甲斐野央投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑える。

　投手陣の好投に応えたい打線は6回裏、先頭・ネビン選手の二塁打などで1死3塁とし、渡部聖弥選手の適時三塁打で先制に成功。なおも1死3塁の好機で、外崎修汰選手も適時打で続き、スコアを2対0とした。

　7回はウィンゲンター投手、8回は佐藤隼輔投手が無失点でつなぐと、最終9回は平良海馬投手が3者凡退に抑えて試合終了。2対0で勝利した埼玉西武は、投手陣が無失点リレーで4試合連続完封勝利。打っては渡部聖選手が2安打1打点、ネビン選手が2安打で好調をアピールした。

　

　 １２３４５６７８９ 計
デ ０００００００００ ０
西 ０００００２００Ｘ ２

デ 東克樹-●浜地真澄-森原康平-伊勢大夢
西 今井達也-羽田慎之介-ラミレス-○甲斐野央-ウィンゲンター-佐藤隼輔-S平良海馬

文・谷島弘紀