【今週の注目レース】打倒クロワデュノールへ、GI2着ジョバンニ負けられない!
【今週の注目レース】打倒クロワデュノールへ、GI2着ジョバンニ負けられない!
今週の注目レース
4歳世代からまた1頭、将来楽しみなダート馬が登場する。ソーニーイシュー(牡4=栗東・千田輝彦厩舎)はデビューから3戦2勝2着2回のパーフェクト連対。現在2連勝中で、前走も2着馬に3馬身半差をつける快勝だった。父はシニスターミニスター、曾祖母のDarling My Darlingはフォーエバーヤングの祖母。つまり同じ母系ファミリーになる。
【土曜・阪神2R 3歳未勝利】
ターミネーター(牡3=栗東・笹田和秀厩舎)がデビュー。あのBGMに合わせて筋骨隆々の馬が登場するシーンを想像してしまいそうだが、果たして実際の見た目はどうなのか気になるところ。一方、その名前のインパクトに劣らず、父ルーラーシップ、母エイジアンウインズはともにGI馬という血統にも注目したい。なお、歴史に残る傑作映画『ターミネーター』は1985年に日本で劇場公開、今年で40周年を迎える。
【土曜・阪神11R 若葉ステークス】
上位2着までにGI皐月賞への優先出走権が与えられる関西唯一のトライアルレース。注目を集めるのはもちろん、GIホープフルS2着のジョバンニ(牡3=栗東・杉山晴紀厩舎)だ。GIII京都2歳S2着の賞金と合わせて春二冠への出走はクリアしているが、ここは打倒クロワデュノールの1番手に名乗りを挙げるためにも負けられない一戦。
【日曜・中山10R スピカステークス】
人気の一角ミッキーツインクル(牝5=栗東・中内田充正厩舎)はデビューから通算4戦3勝、唯一の敗戦も忘れな草賞2着の好成績。昨年11月の前々走は骨折による約1年7カ月ぶりの長期休養明けながら豪快な末脚で突き抜け、続く今年1月の前走も最後方から直線だけで全馬ごぼう抜きという衝撃の競馬を披露した。素質はまだまだ底が知れない。これまで競馬を思うように使えなかった分まで出世街道を一気に突き進むか。
【日曜・中山11R 千葉ステークス】
14番人気、単勝1万9510円。1月19日ジャニュアリーSでのジャスパーゴールド(せん7=栗東・森秀行厩舎)の激走には誰もが驚いた。結果、この日のWIN5は的中なし。キャリーオーバーの立役者とも言っていいだろう。今回も同じ中山1200mダートで斤量は前走より1kg軽い56kg。再度、大激走となるか。
【日曜・中京1R 3歳未勝利】
なんとも可愛い名前の牝馬がデビューする。その名もサラサラヘアー(牝3=栗東・前川恭子厩舎)。祖母がシシャモチャンで、母はシシャモムスメ。珍名さんの系譜をしっかりと受け継いだようだ。ちなみに母系だけでなく、父が未出走のまま種牡馬となりJRAには現役産駒が4頭しかいないゴールデンマンデラというのも面白い。ちなみにJRA公式サイトの馬名説明によると「綺麗なブロンドヘアをしていることから」とのこと。そのビジュアルにも注目だ。
(文・森永淳洋)
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