【重賞見どころ・阪神大賞典ほか】武豊騎手と初コンビ、ショウナンラプンタが重賞初V目指す

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ショウナンラプンタ 【photo by K.Kuramoto】

【阪神大賞典(GII)】3月23日(日)阪神競馬場3000m芝

 数多くの名馬たちがここをステップにGI天皇賞(春)へと臨んだ歴史ある古馬GIIの長距離戦。今年、ここを制して春の盾に名乗りを挙げるのは?
 出走予定11頭の中から、JRA-VANの予想印ランキング上位馬(3月20日19時50分時点)をご紹介!
※予想印ランキング……JRA-VANユーザの◎数をランキングで表示

・ショウナンラプンタ(牡4=栗東・高野友和厩舎)5805pt
昨年のGI菊花賞で4着に好走。年明け初戦のGII日経新春杯でも2着と、本格化を迎えつつあるキズナ産駒。デビュー当初より陣営の評価は高く、初コンビとなる武豊騎手を鞍上に迎えて待望の重賞初制覇を狙う。

・ワープスピード(牡6=美浦・高木登厩舎)3629pt
昨年は同レース2着後、GI天皇賞(春)で5着。秋には豪州の国民的GIであるメルボルンカップ(3200m)でハナ差2着に好走するなど、長距離路線の一角を担う実力馬だ。今年はここを勝って初のGI獲りを目指したい。

・ゴールデンスナップ(牝5=栗東・田中克典厩舎)3151pt
昨年の同レースでは3勝クラスながら5着に善戦し、その後もOPのタイランドC2着、GIIステイヤーズS4着、年明けのOP万葉Sでついに1着と格上挑戦で好成績を挙げてきた。牝馬Vなら阪神大賞典史上初の快挙。

・ヴェローチェエラ(牡4=栗東・須貝尚介厩舎)2774pt
1勝クラスから3連勝で臨んだ前走のGII日経新春杯は1番人気の支持を集めたものの、直線伸びあぐねてデビューから初めて馬券圏内から外れる4着に敗れた。巻き返しを期し、前走後は在厩調整で入念仕上げ。距離延長でさらに良さを引き出したい。

・ブローザホーン(牡6=栗東・吉岡辰弥厩舎)2354pt
昨年はGI天皇賞(春)2着、GI宝塚記念1着と春の主役となった。だが、秋は一転して2ケタ着順が続くスランプに。実績、地力ともにここでは最上位クラスだけに復活のきっかけをつかみたいところだ。

【愛知杯(GIII)】3月23日(日)中京競馬場1400m芝

 今年から開催時期を3月に移し、さらに距離が1400mとなってリニューアル。春のマイル女王を目指すスピード自慢の牝馬たちが勢ぞろいした。
 出走予定18頭の中から、JRA-VANの予想印ランキング上位馬(3月20日19時50分時点)をご紹介!

・スウィープフィート(牝4=庄野靖志厩舎)1580pt
昨年はGIIチューリップ賞1着、GI桜花賞4着と、現4歳牝馬の上位を形成する1頭。GIオークスは直線の伸びを欠いての6着だっただけに、この距離は合いそうだ。

・クランフォード(牝4=栗東・杉山晴紀厩舎)1500pt
3連勝で臨んだ昨秋の前走GIIスワンステークスは1番人気の支持を集めながらも13着。初の重賞挑戦が古馬の牡馬相手ではさすがに厳しかったか。牝馬限定戦に戻って見直したい。

・カピリナ(牝4=美浦・田島俊明厩舎)1114pt
前走のGIIIシルクロードSは重賞初挑戦ながらも勝ち馬から0秒4差の4着と善戦。芝ではこれまで1200mのみを使われており、今回の1400m戦がどう出るかだろう。

(文・森永淳洋)
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