パター上手になりたい! 実戦で鍛えるなら速い・遅い、どっちのグリーンでプレー経験を積むのがいい?
パターを上手になりたいと思ったら、速いグリーン、一般的な速さのグリーン、遅いグリーンのどれで練習した方がいいと思いますか?私はやはり一般的な速さのグリーンでご自身の距離感の基準を作る方が良いと考えています。
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シングルさんでも速いグリーンでプレーした後は距離感が乱れがち
ゴルフ友達から「パターが上手くなりたい。そうすれば10打は縮まる気がする……。家でもパター練習はできるけど、どうもしっくりこない。もしかしたら実戦経験が足りないのでは? そうなると、速いグリーン、一般的なスピードのグリーン、遅いグリーン、どれで実戦経験を積むのがいいの?」と聞かれました。
私は「確かにタッチが合わなくて3パットをすることが多くて、たまに4パットをしているのも見る気がする。グリーンの速さだけなら、一般的なスピードのグリーンで自分自身の距離感の基準をある程度作って、それよりも速い時、遅い時には調整を加える方がシンプルだと思う。ある程度の距離感の基準ができるまでは一般的なスピードのグリーンでラウンドし続けた方が良い。
私も速いグリーンでラウンドした後に、遅いグリーンでラウンドすると打っても、打ってもカップに届かないということが起こりがちで、距離感の基準が乱れてくる」と答えました。
続けて、私は「ところでグリーンの速い、遅いはどのように判断しているの? まさか練習グリーンでパッティングして、転がり具合だけで判断していないよね?」と聞いてみました。ゴルフ友達は「練習グリーンの転がり以外に、グリーンの速さを知る方法があるの?」とビックリしていました。
みなさんはもちろん知っていますよね?
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一般的なグリーンの速さの平均は8〜9フィート
8フィート未満は遅め、10~11フィートは速い、12フィート以上はかなり速いと言えます。ちなみにプロゴルファーのトーナメントは11~13フィートで行われることが多いようです。
まずは、スタート前にグリーンの速さを数値で確認する習慣をつけましょう。10フィートを超えるような速い数値になっていたら、下りのパットは速くて止まりませんので、グリーンを攻める時もとにかく手前からで、上にはできるだけつけないようにすると、マネジメントにも活用できます。
ただ、ゴルフ場の中には毎日計測していなくていつ行っても同じスピードの表示がされていて、実際のグリーンはその表示よりも、全然遅いということもありますので、ご注意ください。
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パター上手の第一歩は一般的な速さのグリーンで基準を作ること
私は、1歩、3歩、5歩、7歩、10歩、15歩、20歩の7種類の振り幅の基準を持っています。上りのラインであれば、カップまでの距離が7歩でも、上りの度合いに応じて10歩の振り幅で打ったり、9歩ぐらいの振り幅のイメージで打つこともあります。グリーンの速さやラインによって、どの程度調整するかはラウンドを経験しながら、自分の基準を作っていく必要があります。
速いグリーンばかりで練習していると、遅いグリーンとのギャップが大きすぎて調整するのが難しくなります。遅いグリーンばかりで練習するのも同じ難しさが発生します。ですので、一般的なグリーンで練習し距離感の基準を作る方がパター上達の近道だと思います。そもそも、グリーンの速さを売りにしているゴルフ場自体が少なくなってきていて、速いグリーンでラウンドしたいと思ってもなかなかラウンドする機会が得られないようになってきています。
それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。
プロフィール
もう少しでシングル(ペンネーム)
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGA/USGAハンディキャップは7.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。
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