新記録目前で痛恨池ポチャ!JTにアマチュアが見習えること 【「プレーヤーズ選手権」2日目】
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ジャスティン・トーマスが圧巻の11バーディ!
1、2番で連続バーディを奪うなど前半で5つ伸ばすと、後半は11番から4ホール連続バーディとします。
16番パー5では2オンに成功し、マウンド越えでボールが一度グリーンの外に出るほど難しかったイーグルトライを1メートルに寄せてバーディ。これで大会記録のラウンド10アンダーに並びます。
浮き島グリーンが名物の17番パー3は6メートルに乗せ、バーディパットが最後のひと転がりでカップインすると力強くガッツポーズ。1ラウンドで11個のバーディは大会新記録で、18番をパー以下でホールアウトすればスコアも新記録となる状況でした。
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ジャスティン・トーマスが圧巻の11バーディ!
1、2番で連続バーディを奪うなど前半で5つ伸ばすと、後半は11番から4ホール連続バーディとします。
16番パー5では2オンに成功し、マウンド越えでボールが一度グリーンの外に出るほど難しかったイーグルトライを1メートルに寄せてバーディ。これで大会記録のラウンド10アンダーに並びます。
浮き島グリーンが名物の17番パー3は6メートルに乗せ、バーディパットが最後のひと転がりでカップインすると力強くガッツポーズ。1ラウンドで11個のバーディは大会新記録で、18番をパー以下でホールアウトすればスコアも新記録となる状況でした。
パー以下なら大会新記録だった最終ホールでまさかの池ポチャ…
ところが安全策と思われたショットは左の池を嫌がりすぎたのかフェアウェイ右のラフへ入れます。
「あの時点でバーディはなくなった。グリーン手前に置くつもりだった」とトーマスが言う2打目はフェース が芝に引っかかり、ボールは想定外に転がって池に落ちてしまいます。
ドロップしての4打目を50センチに寄せてボギーでしのいだのはさすがでしたが、メジャー2勝(2017&2022年「全米プロ」)のトーマスですら新記録目前の最終ホールでミスを連発。
まるで自己ベストがかかった最終ホールでやらかしてしまう一般アマチュアのようなプレーはどんな心理状態だったのか、私たちもぜひ知りたいところです。
メジャー2勝のJTがアマチュアのようなミス その心境はどうだった?
メジャー覇者でも記録を意識するとアマチュア並みのミスをしてしまうのか。
失礼ながら親しみが持てるから何が原因かを知って反面教師にしたい、と思いきやコースレコード(62でタイ。61なら新記録)のことは知らなかったそうです。
どうすれば1日で16打スコアが良くなった!?
ならばラウンドで11バーディのナイスプレーで何を意識していたのかが知りたいところ。
これについては「ティショットはどうすればフェアウェイにボールを置けるかを考える。それから、どうすればバーディが取れるのか考える。前だけを見て、ブラインドをオンにして過去のことは振り返らない」と話していました。
いいことも悪いことも含めて、過ぎたことは考えず「まずはフェアウェイに打つ」という基本中の基本を意識する。
当たり前のことのようですがメジャーの「全米プロ」で2勝。2021年の「プレーヤーズ選手権」優勝者で、過去には59を出したこともある(2017年「ソニーオープン」初日)トーマスが言うのですから、これこそアマチュアが見習うべきことに間違いありません。
初日の78から62と、16打もスコアが良くなったのも大会新記録でした。
一般的なアマチュアなら、前半叩いてしまったハーフターンでトーマスの「金言」を思い出すのもいいかもしれません。
もちろん最初から意識して、自己ベストなどの記録に繋がれば最高です。
次回のラウンドで試してみて、トーマスのように「間違いなく過去最高のラウンドのひとつ」と言ってみたいものですね。
(文・森伊知郎)
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