3月14日、小牧市民球場で行われた中日と埼玉西武のオープン戦は、4対4で引き分けた。

　埼玉西武は初回、1死1、3塁から村田怜音選手の適時打で先制。その裏に先発・上田大河投手が上林誠知選手に逆転2ランを打たれるも、2回表に西川愛也選手の同点適時打、3回表には岸潤一郎選手の1号ソロ本塁打で勝ち越した。

　上田投手が3回裏、中日4番・石川昂弥選手に2ランを被弾し再度逆転されたが、4回表に獅子打線はチャンスメイク。渡部聖弥選手の二塁打、長谷川信哉選手の四球などで1死1、3塁の好機をつくると、敵失で4対4の同点とした。

　5回からは羽田慎之介投手、黒田将矢投手、田村伊知郎投手、山田陽翔投手それぞれ1イニングを投げ、相手打線を無安打に抑える。9回裏、豆田泰志投手が2死から二塁打を打たれたが、後続を打ち取り4対4の引き分けでゲームセット。10安打を記録した埼玉西武は岸選手が2安打1打点、渡部聖選手も2安打の活躍を見せている。

　 １２３４５６７８９ 計
西 １１１１０００００ ４
中 ２０２００００００ ４

西 上田大河-羽田慎之介‐黒田将矢‐田村伊知郎‐山田陽翔‐豆田泰志
中 仲地礼亜-近藤廉‐藤嶋健人‐勝野昌慶‐ウォルターズ‐松山晋也

文・西嶋葵