妊娠中のむくみが辛い!理由や対策を知って、むくみを遠ざけよう
※リンク先は外部サイトの場合があります
妊娠中にむくみが起きたら…
妊娠中にむくみが起きた場合、まずは医師に相談するようにしましょう。心配ないと判断された場合にこちらのコラムの内容を参考にしてくださいね。
むくみが起きる原因
妊娠中に起きるむくみは、以下のような原因が考えられています。
・子宮に圧迫され下肢の血液循環が悪くなる
・血液量増加により血管から水分が漏れ出やすくなる
ほかにも、食事から食塩を摂りすぎてしまうことも原因になります。
生理的な現象であるためどうしても避けられない部分もありますが、少しでも軽減できるよう次に挙げる対策を実践してみてください。
むくみケアのポイント
食塩の摂りすぎを減らす
食塩に含まれるナトリウムは、水をため込む性質があり、摂りすぎはむくみの原因となります。妊娠中に極端な減塩は勧められませんが、摂りすぎを減らすことでむくみ軽減が期待できます。
薄味を心がけたり、麺類のスープを残したり、味の濃いものを減らしたりするようにし、食塩の摂取量を少しでも減らせるよう心がけてみましょう。
カリウムを意識して取り入れる
カリウムはナトリウムを排出してくれる働きがあるため、ナトリウムの摂りすぎによるむくみ解消に役立ちます。
カリウムは野菜、果物などに含まれるため、野菜をたっぷり取り入れた食事を心がけ、間食として果物を取り入れるなどの工夫をすると良いでしょう。
適度な運動により、血流を良くしてむくみ対策をしましょう。
ウォーキングなどの有酸素運動はむくみ対策だけでなく、体重コントロールなどほかのメリットもあります。またストレッチで足の筋肉を伸ばすのも良いでしょう。妊婦向けのアクアビクスやアクアウォーキングなどは、水圧がかかることもあり血流改善にも役立ちますよ。
カラダを温める
冷えることで血流が悪くなるため、カラダを冷やさず、温めるよう心がけましょう。
暑い時期でも室内は冷えていることもあるため、カーディガンやレッグウォーマーなどを活用するのも良いでしょう。また冷たい飲み物を避け、温かいものや常温のものを取り入れるのも良いですね。
さらに、入浴は湯船にゆっくりと浸かり、カラダを温めるのも良いでしょう。リラックス効果も期待でき、ぐっすり眠るのにも役立ちます。
【参考・参照】
公益社団法人日本産科婦人科学会 公益社団法人日本産婦人科医会 産婦人科診療ガイドライン産科編 2020 <https://www.jsog.or.jp/activity/pdf/gl_sanka_2020.pdf
>(最終閲覧日:2022/4/28)
日本産科婦人科学会雑誌59巻12号 産科疾患の診断・治療・管理 妊娠の生理<http://fa.kyorin.co.jp/jsog/readPDF.php?file=to63/59/12/KJ00005050139.pdf>(最終閲覧日:2022/4/28)
[文:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
※この記事は2024年11月2日の再投稿(再編集)記事です
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ