さがけいばニュース【１月２３・２５・２６日】今週は「第６６回 花吹雪賞」も開催！
気温もこの時期にしては暖かいですが・・・レースはもっとHOTに！！！
実は先週は２日間とも佐賀競馬でも珍しい現象？！大波乱のレース展開となりました！！！
土曜日は、11R「長崎街道塩田宿特選（900m）」で入線した1〜8着までが クビ・アタマ・クビ・アタマ・ハナ・ハナ・アタマ差となり、 1着と8着の差が0.2秒の大接戦！！！
掲示板を見るまでは誰が入着したのか分からない程の混戦でした！
日曜日は８R「M&Kジョッキーズカップ第２戦」で３着が同着に！しかも、どちらも超高配当だったのです！！！
「先週のレースの振り返り」にて詳細を書いていますので、是非、最後までご覧ください★
【先週の佐賀競馬】
《馬場状態》
先週の佐賀競馬は、１月１８日（土）、１９日(日)の２日間開催でした。
両日共に「良」の発表。
１８日（土）は逃げ切り勝ちのレースが３レースありましたが、１９日(日)は逃げ切って勝った馬はおらず・・・。
しかし、逃げ馬が馬券に絡むレースは５レースあったので、逃げ馬の好走もあるものの、差し馬の台頭も目立っていました。
今年に入ってからのレース傾向を振り返ると・・・先行～後方までの馬が馬券に絡んでおり、逃げ馬有利とは言えない馬場状況と言えますし、番組構成的に力接近してたり、移籍馬・減額戦の馬の評価が難しいレースが多くなっています。
また、内からも外からも伸びてくる馬も見られたので、内・外の差はあまり無いようでした。（逃げ～先行馬次第？！）
《レースの振り返り》
１月１８日 (土) のメイン、第５レース「睦月賞 B 距離1800ｍ」は、前走の中島記念４着馬のラインフォルテ（牡４・池田きゅう舎・山口勲 騎手騎乗）が人気に応え１馬身差の勝利！
今年度から佐賀に移籍し既に８勝目！
スタート直後、各馬勢いよく飛び出すも、ハナを奪ったのはテイエムジンキュウ、２番手にカネコメアサヒ、３番手にアニマルキリシマ、４番手にラインフォルテ（１着）がぴったり付けて追走。
タイミングを窺がっていたラインフォルテが３角で先頭に立つと、ラスト直線もしっかりと伸びて１馬身差で勝利！
向正面から２番人気のダンツトレント（大外周り）・１０番人気のウインモリオン（最内周り）が進出を開始！４角ではラインフォルテ（１着）に並びかけるも、直線では突き放され、ダンツトレントが２着、ウインモリオン３着となりました。
１月１９日(日) のメイン、第７レース「サイネリア特別 B 距離1400ｍ」は、後方２頭目の位置からアクラシア（牡５・池田きゅう舎・石川倭 騎手騎乗）が勝利！
スタート直後、勢いよく飛び出したマリノリリアンがハナに、２番手にアネロイド、３番手にハナノウタ、４番手にコスモサルム、この４頭が後続を突き放し、ハイペースでレースは進みます！
向正面に入ると後方集団にいた馬たちが進出を開始！
鋭く伸びてきたムーンオブザサマー（３着）が３～４角で先頭に並んで、その直後までアクラシア（１着）も浮上、更に後ろには最後方で追走していたエイシンチェンバー（２着）が位置取りを上げて大外から迫ってきました。
４角回って一旦は先頭に抜け出したムーンオブザサマー（３着）をゴール手前でアクラシアが差し切り、ゴール直前ではエイシンチェンバーも、ムーンオブザサマー（３着）を捕らえ、ハナ差の２着に！
後方にいた３頭が入着し、完全な前崩れとなりました！
また、この日は岩手競馬騎手招待競走「M&Kジョッキーズカップ」が行われました。
岩手代表騎手として今年は高橋悠里騎手、鈴木祐騎手、関本玲花騎手、大坪慎騎手の４名と、佐賀競馬場 リーディング上位8名が熱い一戦を交えました！
４年ぶりの開催となった去年は、第１戦 210.910円（３連単）、第２戦 29.690円（３連単）とどちらも10番人気の馬が馬券に絡む混戦レースに！
今年も大混戦か！？！？・・・・と思われましたが第１戦（６R）は、２番手で追走したコウキ（セン６・松島きゅう舎・田中直 騎手騎乗）が人気に応え５馬身差で快勝！結局、先頭にいた３頭の人気通りの決着となりました。
勝ったのは５番人気のイツモハラペコ（牡５・中野きゅう舎・関本玲花 騎手騎乗）。スタートで出遅れ最後方からのレースになりましたが、大外から鮮やかな差し切り勝ち！
逃げた８番人気のリュウウノタイガーが２着に粘り、６番人気のミカヅキと４番人気のエイシンボーテが同着の３着という結果に！
ミカヅキが３着の配当 2.348.030円、エイシンボーテが３着の配当1.565.370円（３連単）という夢あるレース結果となり、場内も大盛り上がりでした！
また来年の「M&Kジョッキーズカップ」も楽しみにしておきましょう♡
【今週の佐賀競馬】
今週の佐賀競馬は、１月２３日(木)、２５日(土)、２６日(日)の変則３日間の開催です！
１月２３日 (木) のメインは第５レース、「ノカイドウ特別 ３歳九州産 距離1400ｍ」です。
来月２月に行われる「JRA交流 たんぽぽ賞（九州産馬限定）」へのトライアルレース。１着馬に優先出走権が与えられます。
JRA所属馬が５頭。金沢所属馬が１頭、地元佐賀から４頭が出走予定！
JRA所属馬ではチェストイケが有力。前走４着と好走した内容から力上位の印象！初ダート戦で適性はカギですが、スピードは持っています！
同じくJRA所属のムゾラシカは、ダート経験あり。ダート２戦目で上積み見せそうな予感？！
地元勢ではカシノアップビートに注目！３ヶ月の休養明けですが、先行力があり、２歳時に２勝した内容と直前の仕上がりからも好戦に期待します。
近走は着外ですが、エイヨーシンワも前崩れが起こると浮上可能？！侮れない一頭です！
また、メンコが「ウサギ」のモチーフで人気の馬、ウサギも休養明け２戦目での変わり身に注目！
それから、メインの前、第４レース、「ミヤマキリシマ特別 ３歳九州産 距離1400ｍ」もトライアルレースとなっています。
近年、注目されている九州産馬たちの熱い一戦にご期待ください！
１月２５日 (土) のメインは第５レース、「雲仙岳賞 A1・A2 距離1860ｍ」です。
主力は、中島記念を制し、前走の2000ｍ戦も５馬身差の快勝で強さを見せつけたシルトプレ。
中島記念２着馬のアエノブライアンも、九州大賞典や佐賀王冠賞を制した実績から好戦必至！
４歳馬のトゥールリーも、ベテラン実力馬たちの中でも好走みせている近走からここでも好戦狙う！
佐賀初戦のスパイラルノヴァも、中央時代1800ｍ・2000ｍの芝で勝った経験から侮れない。ダート適正にも注目です！
１月２６日(日) のメインは第６レース、重賞「山口シネマ杯 第６６回 花吹雪賞 ３歳牝馬オープン 距離1800ｍ」です。
中心はフォーマルハウト賞（２歳牝馬限定の重賞）２着馬のビービーシャルム。佐賀に来て５戦はすべて勝ち負けしていて安定感もあり、好走必至！初の中距離となるが、普段の末脚を見ると問題なさそう！
ハクアイアシストも前走の佐賀若駒賞を制し、1750ｍ戦を既に２勝していて、中距離得意な印象！重賞２連勝を狙う！
佐賀若駒賞３着馬のプレミアムカインドも、近走３着続きの惜しいレース内容！成長一途で警戒の一頭です！
高知競馬所属で唯一の遠征馬、アイベットは、戦歴浅いが先行力はありそう！？初重賞となった前走のネクストスター高知では見せ場を作れなかったが、どこまでやれるのか注目です！
【さがけいばニュース】
１月１９日(日)には真島元徳 調教師の2.500勝達成記念表彰式も行われました！
今年１月５日の８Rグレンノアラシ号で2.500勝を達成。2024年は129勝を挙げリーディングトレーナーとなりました。
真島元徳調教師は、1994年4月16日に調教師としての初出走を迎え、以来30年に渡り競走馬の育成に励んで来られました！これまでにウルトラカイザーを始め、イカニカン、ウルトラノホシなどのダービー馬も輩出しています！
挨拶では「ここまで来れたのは周りの方々に恵まれたお陰です」と感謝を述べつつ「まだまだ調教師を続けようかなと思っていますので、ご声援宜しくお願いします！」と今後の意気込みも述べられました！
また、佐賀競馬開催執務委員長より、表彰状が送られると・・・息子の真島ニ也 調教師、石川倭 騎手、青海大樹 騎手、お孫さんが花束を持ってサプライズゲストで登場♡ 真島元徳 調教師の目にうっすらと涙が浮かぶと・・・｢鬼の目にも涙や｣と息子の真島ニ也 調教師がボソッと呟き、終始アットホームな式典となりました！
今後も真島元徳きゅう舎からどんな実力馬が誕生していくのか注目しましょう！！
ＵＭＡＴＥＮＡの出走予定♡
今週２５日(土)は初の名古屋遠征、２６日(日)は初の東京遠征と、佐賀を飛び出し全国へ佐賀競馬を広めに行きます！
今後のスケジュールや詳細は、ＵＭＡＴＥＮＡの公式Ｘでご確認ください！
文・井上瑠香（さがけいばタレント）
大学卒業後、ケーブルテレビのアナウンサーになり、そこで将来騎手を目指す男の子に取材したことがキッカケで競馬に魅了される。大学生まで陸上の短距離選手だったこともあり、馬をアスリートとして筋肉・お尻を見て、厩舎取材で得たお話も参考にしながら、うまかつ.netで予想を公開している！
現在は、さがけいばパドック解説ＭＣ、YouTube企画などに出演し、佐賀競馬の魅力を発信中！
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