ホームで格下相手に痛い敗戦。レッドカードによる退場が響く結果に。|レアル・ベティス

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【©️RealBetis】

現地時間1月18日17時30分キックオフのラ・リーガ第20節にて、レアル・ベティス・バロンピエは、ホームにアラベスを迎えての一戦となった。


2試合連続の負け試合が続いているホームベティスは、試合開始より積極的な前線からの守備が見られた。

しかし、試合の流れはアウェーアラベスが握った。
前半11分には、バルトラのペナルティーエリア内でのファールで得たPKを、キケ・ガルシアが落ち着いて決め、先制点を奪った。

前半の早い段階でリードを奪われたベティスだったが、この試合キャプテンマークを巻いたMFイスコや両サイドのMFアブデ、MFヘスス・ロドリゲスを中心に徐々にリズムを取り戻していった。とりわけ両サイドの若いアタッカー二人は、積極的なタテへの仕掛けを見せ、サイドからベティスのチャンスを創出していった。

前半20分には、DFバルトラからのフィードで裏へ抜けたアブデが中央のFWロッキへクロスを上げるもゴールには至らず。

しかし前半28分、ベティスが同点に追いつく。
ペナ前で待っていたヘスス・ロドリゲスへショートコーナーの流れからボールがわたると、すぐさま右足を振り抜きボールはゴールマウスの中へ吸い込まれた。

その後もベティスはいくつかチャンスを作るも、前半はそのまま1-1で終了した。


後半開始よりベティスは守備の安定を図って、サバリに替えてナタンを投入。後半開始からボールを持ちながらゲームを支配する展開が続いた。

しかし後半57分、試合の展開を大きく変える出来事が起こる。
アラベスのカウンターをファールで止めたベティスDFペローがレッドカードで一発退場に。ベティスは30分以上の時間を、10人と一人少ない人数で戦うことを強いられた。

10人で戦う劣勢のベティスであったが、MFイスコやMFヘスス・ロドリゲス、FWヴィトール・ロッキを中心に、少ない人数で時間をかけずに相手ゴールへ直結する攻撃を幾度となく見せた。後半70分には相手のミスからMFイスコが相手GKと一対一の場面ができるも、チャンスをものにすることはできず。

守備陣も集中したディフェンスを見せたが、後半80分キケ・ガルシアに本日2ゴール目となるゴールを決められリードを奪われてしまう。
さらに後半84分にはハットトリックとなる3点目も与えてしまった。

試合はそのまま1-3でアウェーチームの勝ちで終了し、レアル・ベティスはリーグ戦2連敗となった。

この試合のポジティブな点と言えば、後半70分に怪我から復帰したマルコ・ロカがピッチへ登場。2024年10月6日のセビージャ戦以来の公式戦出場を記録した。
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著者プロフィール

レアル・ベティス・バロンピエは、1907年9月12日に誕生し110年以上の歴史を持つスペインのサッカークラブです。スペインのアンダルシア州セビリアに本拠地を置き、スペインリーグ1部(ラ・リーガ・サンタンデール)に所属しています。スペインのクラブで4番目に多いファンクラブ数(450以上)を誇るスペイン屈指の名門は、1934-35シーズンに1部リーグ優勝、1976-77と2004-05シーズンにスペイン国王杯を獲得し、その人気はヨーロッパのみならず、アメリカやオーストラリアにも広がっています。

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