おせち料理は体に良い?おせち食材の「意外な栄養」と食べるメリット

MELOS -メロス-
お正月に食卓に並ぶ、鮮やかなおせち料理。

日本人好みの味つけや見た目の華やかさはもちろん、おせち料理の具材には、栄養価が高いものが多く使われています。

薬剤師・竹田由子さんが、おせち食材の栄養について解説します。

【MELOS】

黒豆

ビタミンやミネラルなどさまざまな栄養素が豊富に含まれています。とくに、ポリフェノールの一種であるアントシアニンは、抗酸化作用や目の健康に関わります。 

数の子

ほかの卵と比べて、コレステロールやプリン体の量は少なく、体内のコレステロールの排泄を助けるEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれています。

紅白かまぼこ

かまぼこの材料は魚のすり身であるため、魚のたんぱく質が手軽にとれます。

栗きんとん

栗の食物繊維やビタミンCが豊富です。

昆布巻

水溶性の食物繊維や、ヨウ素をはじめとするミネラルが多く含まれています。ヨウ素は、新陳代謝を助けたり甲状腺ホルモンの成分にもなります。

海老

コレステロールや血圧の調整に関わるタウリン、抗酸化作用のあるビタミンEなどが含まれています。

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ぶり

中性脂肪、心疾患リスクを下げる効果があるとされるDHAやEPAが豊富に含まれています。

紅白なます

にんじんはビタミンA、B、Cが豊富で、とくにカロチン(体内でビタミンAに変わる)を多く含んでいます。大根には、でんぷん消化酵素のジアスターゼなどが多く含まれています。

れんこん

タンニンや鉄分を多く含みます。このほかビタミンCや食物繊維も豊富な食材です。

くわい

カリウムが豊富に含まれており、排尿改善や高血圧の改善などが期待できます。また、疲労回復に役立つビオチンも豊富です。

里芋

ぬめりのもとは、ガラクタンという糖質とたんぱく質の結合した成分で、免疫力を高める効能があるとされています。

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