「デカ顔」の原因は「膨らむ事」と「たるむ事」 ~たるむ編~

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小顔を目指すあなたへ必見!衝撃の事実!

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 前回のコラムで、顔デカの原因は、大きく分けて、組織が『膨らむ事』と『たるむ事』だけと書きましたが、今回は「たるむ事」に関して書きたいと思います。
 各部位、場所で「たるみ」ができると、顔はどんどん面長になりデカ顔の完成です。

たるむことの要因は、

1.肌のハリ不足
2.骨格(顔面頭蓋骨・表情筋)の衰え
3.悪い姿勢の継続


の3つに分けられます。

要因1 肌のハリや弾力を落とす一番オーソドックスな原因は…

 肌のハリや弾力を落とす一番オーソドックスな原因は「乾燥」ですよね。もちろん潤いが少なる事で、ハリがなくなるのは容易に想像がつきます。

 知っておくべき事はここから。

 本当に保湿が必要な場所は表面上の皮膚でなく、奥底の真皮・皮下組織であるという事です。なぜなら、たるみは「真皮の空洞化」が起因となっているからです。
 すなわち、真皮の水分が減る→弾性(コラーゲン)が落ちる→つなぎ目がなくなり空洞ができる→その空洞に重い皮下組織が入り込む→重力で落ちる=たるみといった流れです。
 だからこそ、表面だけでなく、奥まで十分に潤いを浸透させることが大切なんです。今の保湿ケアで本当にいいんでしょうか?美容品の使う順番やコットンの使い方など大きく変わってきそうですね。例えば、簡単に化粧水や美容クリームのタイミングを考えても、蒸気や温度でしっかりと表面の毛穴が緩み、開いた状態での方が奥まで成分が届きそうですよね。

要因2 骨格の衰え 顔の筋肉の20%しか日常で使われていない

 前説でお伝えした、「骨は大きくならず、痩せて脆くなる」の通り、頭蓋や顔面の骨が崩れ落ち、こめかみが凹んだり、アイホールが拡大したりします。更に頭皮がたるんでフェイスラインがぼやけ、あごがこけて、口元のシワやほうれい線が濃くなります。日光を浴びたり食事の栄養を考えること小顔をキープするうえで大切だと言えますね。

 また表情筋の衰えも容易に想像できますよね。筋肉が働く事によって、組織は重力に抗す事ができます。しかし日頃、顔の筋肉は約20%しか使われていないんです。すなわち、その他80%の筋肉は使われず、重力に負けているということです。20人が上に持ち上げても、80人が下に引き下げるのではかないませんよね。表情筋のエクササイズで持ち上げてくれる戦士を増やすことがいかに重要であるかが分かります。

要因3 悪い姿勢の継続

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 そして毎日の生活で影響度が高いのは、顔だけでなく、身体の姿勢に問題があるということも忘れてはいけません。
 顔の筋肉は、おでこの生え際にある前頭筋から帽状腱膜を介して後頭部の筋肉、僧帽筋へと繋がり、更に背中の広背筋にまでレイルのように連結しています。

 例えば猫背で背骨がCカーブになる所の筋膜の連結がうまく働かなくなり、顔を引き上げることができなくなります。それによって、たるみが増長されてしまいますよね。
 背中が丸くなることで肩が前に出て、常にうつむき姿勢になります。そうなることでアゴまわりにたるみグセがつきます。また、代謝も悪くなるので脂肪がついて二重アゴにもなりやすくなります。
 体重が増えていないのに、アゴまわりがもたつく、二重アゴになってきた‥‥という人は、まずは猫背を疑ってください。
 特にパソコンやスマホを使う時間が長い人や椅子に浅く腰かける癖のある人は、知らず知らずに猫背やうつむき姿勢になりがちです。その分、「顔デカ」の危険にさらされているということです。座るときに仙骨座りになり、骨盤が寝込んでいないか、しっかりと座骨で座面を感じ骨盤を起こせているのかをチェックしてみてください。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

[文/小顔サロン be 吉田 圭吾]

※この記事は2024年9月14日の再投稿(再編集)記事です
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