【阪神JF × 過去データ分析】前走1番人気の重賞組に注目!
【データ分析】
優勝馬は5番人気以内
■表1 【人気別成績】
キャリアは2~3戦
■表2 【キャリア別成績】
前走重賞出走馬が中心に
■表3 【前走クラス別成績】
重賞組は前走1番人気馬が好成績
■表4 【前走JRA重賞組の前走人気・前走着順別成績】
また、前走4着以下だった馬は2頭しか好走がないため目安は3着以内。レース別にみると、京王杯2歳S3着以内馬が複勝率100%だが今年は不在で、その他ではアルテミスS連対馬が【5.2.2.7】複勝率56.3%と好相性。前走人気はひと桁でさえあれば問題ない。
前走オープン特別以下なら連対率100%が条件
■表5 【前走オープン特別以下からの好走馬】
なお、表は割愛したが重賞組も含め前走の3コーナーを先頭で通過した馬は【1.0.0.21】で、2015年に1番人気で優勝したメジャーエンブレム以外はすべて馬券圏外に敗退している。よほどの馬でなければ「前走逃げ」は減点材料と考えたい。
【結論】
コートアリシアンとブラウンラチェットに注目!
日本馬のうち、前走が重賞で1番人気(表3、4)だったのはカワキタマナレア、コートアリシアン、ランフォーヴァウの3頭で、カワキタマナレアは前走5着が難点。ランフォーヴァウは前走デイリー杯2歳S組が【0.0.0.3】という点にやや不安が残り、この3頭ではコートアリシアンが最有力。勝ち馬が出ていて複勝率も高い4番人気以内の支持を受ける可能性も高そうだ。
表4本文で記したアルテミスS連対馬では、同レースで逃げて2着のミストレスよりも好位から差し切ったブラウンラチェットに注目。その他では前記のランフォーヴァウのほか、重賞組ならアルマヴェローチェやダンツエラン、オープン特別以下ならジャルディニエやビップデイジーを挙げたい。
ライタープロフィール
浅田知広(あさだ ともひろ)
1970年12月、埼玉県生まれ。立命館大学文学部中退後、夕刊紙レース部のアルバイト、競馬データベース会社を経て、現在はフリー。パソコンが広く普及する以前から、パソコン通信でデータ手入力方式の競馬予想ソフトを公開するなど、競馬のみならずPCやネットワークにも精通。その知識を活かし、Webや雑誌で競馬ライターとして活躍するかたわら、ネットワークの専門誌にも連載を持つ。
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