北海道日本ハムは、前統一ライオンズの古林睿煬（グーリン・ルェヤン）投手と契約合意に達した。古林投手は2018年中華棒球大聯盟（CPBL）ドラフト1巡目指名で、統一セブンイレブン・ライオンズと契約した24歳の右腕。2024年は10勝2敗、防御率1.66の好成績を収め、シーズンMVPを獲得。CPBL6年通算で32勝を挙げた。

古林投手 コメント
「まずは北海道日本ハムファイターズに声をかけていただいたことに感謝します。ファイターズに入団することと、日本プロ野球でプレーできることをとても光栄に思います。ファイターズは良い選手がたくさん集まっているし、私が好きな選手もいます。とにかく一日も早く皆さんに会って、野球の話がしたいです。これからさらにレベルアップして、チームに貢献できるように頑張っていきます」

栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー（CBO）コメント
「今季は春先から数度、台湾へ足を運び、グーリン投手の動向を伺っていました。昨年と比べてもマウンド上での存在感が増しており、急成長を遂げた印象を受けました。ストレートの魅力はもちろんのこと、変化球の精度はここからさらに洗練されるはずで、今後の伸び代を強く感じています。グーリン投手の成長には統一ライオンズのリン監督はじめ多くの方々のサポートがあったに違いありません。統一球団の皆さまの思いをしっかり引き継ぎ、グーリン投手がNPBを代表する投手となるよう、ファイターズは彼と共に歩んでいきます」

新庄剛志監督 コメント
「今年から本格的にルェヤンを意識し始めたけど、とにかく、一目惚れ！　これは素晴らしい投手だと思いました。優しい顔をしているのに、度胸満点だものね。これまでは『台湾を代表するピッチャー』だったかもしれないけど、これからは『世界で通用するピッチャー』になっていきますよ。先発ローテーションに割って入ってほしいけど、ここは競争。焦らず自分の良さを少しずつ出していってもらって、時間をかけて自分のポジションを確立していってほしいね。最後に、ルェヤンのおばあちゃん、我々がお孫さんのことをしっかり守っていきます！」

　埼玉西武は、黒木優太投手と育成選手契約を締結したことを発表した。背番号は「136」となる。黒木投手は、2016年ドラフト2位でオリックスに入団。昨オフにトレードで北海道日本ハムに移籍するも、今季は一軍登板2試合にとどまり、10月22日に来季の選手契約を結ばないことを通告されていた。

黒木優太投手 コメント
「育成契約ですが期待していると言っていただき、とてもうれしいです。ライオンズの一員として一日でも早く支配下選手になれるようがんばります。バランスの良い投球が持ち味なので、しっかりアピールしていきます」

　千葉ロッテの佐藤都志也選手が、2025年シーズンからミズノ株式会社のミズノブランドアンバサダー契約を締結。今後は、ミズノ製用具の使用とミズノ野球品開発に協力し、グラブ、シューズ、バット、バッティング防具、バッティング手袋、アパレル全般を使用することとなる。なお、千葉ロッテでは唐川侑己投手、益田直也投手、西野勇士投手、藤岡裕大選手、田村龍弘選手が同契約を結んでいる。

佐藤都志也選手 コメント
「来年よりミズノさんとブランドアンバサダー契約を結ばせていただくことになりました。ミズノさんの用具を小学生の頃から愛用していたので非常にうれしいです。来年以降、リーグ優勝を目指してさらに成長できるように頑張っていきたいと思います」

　千葉ロッテは、沖縄県石垣市・沖縄県糸満市・宮崎県都城市にて2025年春季キャンプを行う。石垣市春季キャンプは18年目、糸満市での春季キャンプは4年目、都城市での春季キャンプは初となる。

・沖縄県石垣市
場所：石垣市中央公園野球場
日程：2月1日（土）～2月16日（日）※休日：6日・12日

・沖縄県糸満市
場所： 糸満市西崎総合運動公園
日程： 2月18日（火）～2月24日（月）※休日：21日

・宮崎県都城市
場所：都城市営野球場
日程：2月1日（土）～2月24日（月）※休日：4日・8日・12日・17日・21日

　オリックスは、村西良太投手と来季の育成選手契約を結んだ。今季は一軍出場1試合にとどまり、ファームでは19登板で5勝5敗、防御率3.65の成績。10月3日に選手契約を締結しない旨を通達されていた。

　福岡ソフトバンクは、11月23日（土・祝）・30日（土）開催予定の「SoftBank HAWKS ベースボールキッズ 2024 supported by 平松剛法律事務所」の参加選手が、下記の通り変更となったことを発表した。

11月23日（土・祝）
【熊本会場】
田浦文丸投手→岡植純平投手に変更

11月30日（土）
【筑後市会場】　
周東佑京選手→欠席
岡植純平投手→田浦文丸投手に変更

　福岡ソフトバンクは、城島健司会長付特別アドバイザー兼シニアコーディネーターが、2025年1月に新設する「チーフベースボールオフィサー」に就任することを発表した。コーディネーターの統括、一軍監督のアドバイザー、球団運営への参画を務める。