自律神経のバランスを崩す「控えたい食べ物・飲み物」とは

MELOS -メロス-
自律神経が乱れているな~と感じたとき、食欲がないものの何か少しでも食事を摂ると、なんだか症状が楽になってきたと感じることはありませんか?

自律神経の乱れと食事については以下記事で解説しました。今回は「自律神経のバランスを崩してしまう食べ物、飲み物」について、株式会社Rebloodの薬剤師・食養アドバイザー・学校薬剤師・健康アドバイザーの箕浦雅子さんに聞きました。

──逆に、自律神経のバランスを崩してしまう食べ物、飲み物はありますか?またその理由を教えてください。

自律神経のバランスを崩しやすい食べ物は、カフェインや糖質、加工食品、アルコール、高脂肪食などが挙げられます。

カフェインや糖質
カフェインや糖質を多く摂ると、交感神経を過剰に刺激します。また、腸内環境や血糖値の急変動を引き起こすことで、ストレスホルモン(アドレナリンやコルチゾール)の分泌を促進します。

その結果、自律神経のバランスが乱れ、イライラや疲労感を感じやすくなります。

とくに、夜遅くにカフェインを摂取すると、リラックスや睡眠を妨げ、ストレスが増加する可能性があります。

加工食品のとりすぎ
加工食品に含まれる添加物(保存料、人工甘味料、着色料など)は、とり過ぎると交感神経を刺激しやすく、体にストレスを与える要因となります。

また、加工食品はビタミンやミネラルなどの重要な栄養素が不足しやすいため、自律神経のバランスが崩れる原因となります。

【MELOS】

少量のアルコールは一時的に副交感神経を刺激し、リラックス効果があるのですが、実際には後から交感神経の活動が促進されます。

とくに多量のアルコール摂取は交感神経を過剰に刺激し、不安感やイライラを引き起こすことがあります。また、睡眠の質を低下させ、結果的に自律神経のバランスを乱すことが知られています。

脂肪が多い食べ物
高脂肪食もとり過ぎないのがよいでしょう。消化に負担をかけますし、脂質の多い食事は腸内細菌に悪影響を与え、自律神経に悪影響を与える可能性があります。

これにより、消化不良や不快感が生じ、自律神経のバランスが崩れることがあります。

自律神経のバランスを保つためにはバランスの取れた食事を規則正しく摂ることが重要です。

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