ゴルファーの飛距離を伸ばし笑顔をつくるUNEEKOR「EYE MINI」が試打会場で大活躍
【「FOURTEEN THE GAMES 2024」】
まずは動画で
屋外使用可能なコンパクト計測器『EYE MINI』が大活躍
【フィッティング後の計測DATA(宮原洸さん)】
『EYE MINI』は、各弾道数値に加えてクラブパス、アタックアングルなど10の数値データを本体ディスプレイへ瞬時に表示する。製品特長について、ユニコー販売元・シーディアイの廣瀬康一部長が次のように話す。
「2つの高解像度ハイスピードカメラにより、1秒間に300コマの撮影を行います。ボールマーキングの必要ありませんが、クラブにシールを貼ることで、より正確なデータ計測が可能になります。また、『EYE MINI』は、ポータブルタイプのバッテリー内臓型(4~5時間連続稼働)のため、屋内外の持ち運びも容易です」
また、試打会場では『EYE MINI』とiPadをWi–Fiでペアリング。専用のアプリケーションを使って17項目の打球情報を取得し説得力を増した。具体的には、画面を4分割し弾道ビジュアル・計測画面・スイング動画・フェース面の打点表示などを一画面表示。接続もいたってシンプルで、
「ターゲットとアライメントの自動調整機能を搭載しているため、煩わしい設定も一切不要です」
実際、筆者も〝ペアリング〟の現場を目の当たりにしたが、僅か40秒だった。
試打会で説得力を増すEYE MINI
【フィッティング後の計測DATA(宮原洸さん)】
「その場で、インパクトの瞬間を動画で確認できるのが大きなメリットですよね。特にアイアンで重要なファクターとなるアタックアングルの精度が高いと感じました。前回の関東大会では、実際のボールが飛んでいるイメージとデータが一致していて〝信頼できる計測器〟という声を多数いただきました。近年は、効率のいい練習を目指す方が増えてますので、『EYE MINI』があれば上達できそうだと。過去データとの比較ができるのもiPad接続の利便性として挙げられるでしょう。また、屋外練習場ですとネットがあるので、実際の距離というのは把握しにくいですよね。今回、『EYE MINI』を使ってしっかりスピン量や打ち出し角などを計測することにより、まだまだ飛距離が伸ばせる、ウエッジでスピンをかけて狙ったところに落とす、という部分を我々もアピールすることができました。今後も試打会で活用していきたい」
と納得の様子。
シャフトフィッティングでも一役
【左からシングル部門宮原洸さん、三菱ケミカル秋田恭資氏】
「引っ掛けを恐れて、球を右に逃がすとスピン量が増える傾向がみられましたので、右に出るボールを許容する、という考え方でシャフトを選定していきました。結果、『テンセイPro Orange 1K』(60S)がズバリ、ミート。数値的には完璧に近い数値ですね(計測データ参照)。自分の感覚と数値って一致する方もいますが、ずれている場合が多々あるので、ここを合致させるのが最も重要になります」
と前置きして、こう続ける。
「今回、『EYE MINI』を初めて使用しましたが、とにかく計測数値が正確ですよね。その数値が瞬時に画面表示されるので、問題点をダイレクトに伝えやすく、いつもよりフィッティングの流れがスムーズだったように感じました。ゴルファーのみなさんが一番気にする〝飛距離〟って様々な要素があって、スピン量や打ち出し角など様々。例えば、スピン量が多かったらスピン量を少なくするようなシャフトを提案しますが、さらに数値の裏打ちがあると説得力が増して結果もついてきます。あとは、一人にかける時間が短縮できるので、ウィンウィンのフィッティングができると思いますよ」
『EYE MINI』の価格は99万円とリーズナブルで、iPadと接続すれば鬼に金棒。全国の試打会場やトーナメント会場をはじめ、ショップや工房でも活躍しそうだ。
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