「きのこの食べ過ぎは腎臓に悪い」ってホント?[管理栄養士監修]

MELOS -メロス-
ダイエットの強い味方になってくれる「きのこ」ですが、食べ過ぎると下痢になる・太る・腎臓に悪いなどの噂があります。これって本当はどうなのでしょうか?たいや内科クリニック管理栄養士・林 安津美(はやし あつみ)さんに聞きました。

「きのこを食べ過ぎると下痢になる」ってホント?

【MELOS】

きのこの食べ過ぎで下痢になる可能性は、考えられます。

きのこは、種類によって消化されにくいもの(キクラゲ・まいたけ・えのきなど)があります。これらを食べ過ぎると、胃腸系に負担がかかり、下痢になることがあります。

また、きのこは不溶性食物繊維が豊富です。この不溶性食物繊維の「便のかさを増やし、腸の運動を刺激する」という働きから、大量に摂取すると、下痢や腹痛を引き起こすことがあります。

「きのこの食べ過ぎで便秘になる」ってホント?

きのこは食物繊維が豊富なため、便秘解消に役立つ食材です。そのため、「きのこの食べ過ぎで便秘になる」ことは、一般的に考えにくいです。

しかし、あまりにも食べ過ぎると、消化に必要な水分が不足し、便秘を引き起こすことがあります。食物繊維を多く摂取する場合、十分な水分を摂取することが重要です。

「きのこの食べ過ぎは腎臓に悪い」ってホント?

明確な根拠はない!
「きのこの食べ過ぎは腎臓に悪い」という情報に、明確な証拠はありません。

確かにきのこには、腎臓疾患の人が控えるべき「カリウム」「リン」や、腎臓結石のリスクを高める「プリン体」などが入っていますが、あまりにも食べ過ぎなければ安心してよいでしょう。

腎臓への影響が心配な場合は、他の食材との組み合わせや摂取量に注意すると良いでしょう。

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