足がつりやすい人が避けるべき「食べ物・飲み物」とは?柔道整復師が解説

MELOS -メロス-
足がつりやすくなる原因には、水分や電解質の不足、筋肉の疲労、血行不良などが関与していますが、特定の食べ物や飲み物を取り過ぎることは、リスクを高める要因にも。

摂取禁止ではありませんが、過剰摂取の意識があるなら、量を減らしてみるのも手です。

監修は、たにぐち接骨院 院長で柔道整復師の谷口友一さんです。

【MELOS】

足がつりやすい人が食べ過ぎないほうがいい食べ物、飲み物

アルコール
アルコールには強い利尿作用があり、体内の水分と電解質を失いやすくします。とくにマグネシウムやカリウムといったミネラルが不足すると、筋肉が正常に機能しにくくなり、足のつりが起こりやすくなります。

高塩分の食品
過剰な塩分(ナトリウム)の摂取は、体内の電解質バランスを崩し、カリウムなどのミネラルが不足する原因となります。電解質のバランスが崩れることで、筋肉の収縮が不安定になり、足のつりを引き起こす可能性があります。

とくに、塩辛いスナックやインスタント食品、加工食品には注意が必要です。

炭酸飲料(とくに砂糖入り)
砂糖を多く含む炭酸飲料は、体内でのカルシウムの吸収を妨げる可能性があります。また、糖分が多いと血糖値の急上昇・急下降が起こり、体のエネルギーバランスが乱れて筋肉の疲労が増えることもあります。

カフェインを含む炭酸飲料の場合、さらに利尿作用も加わり、電解質が失われる可能性があります。

カフェイン入りエナジードリンク
エナジードリンクには、カフェインが大量に含まれていることが多く、利尿作用が強いため、体内の水分とミネラルが不足しやすくなります。

また、これらの飲み物には砂糖も多く含まれており、血糖値の変動も影響します。

過剰なタンパク質摂取
体重の何倍というレベルの高たんぱく食は、腎臓に負担をかけ、尿中に多くの水分やミネラルが排出されることがあります。

ダイエットなどで食事制限をしている場合、水分が不足し、足のつりが起こりやすくなります。

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