セレッソ大阪【J1リーグ第30節 C大阪vs.神戸】中断期間で準備した3バックも奏功せず、開始11分で2失点。神戸に完敗し、連敗が4に伸びる
【CEREZO OSAKA】
この試合、セレッソは、「複数失点が続く現状、神戸の強みも踏まえて」(小菊昭雄監督)、試合開始から3バックを採用。舩木翔、西尾隆矢、鳥海晃司の3バック、左ウィングバックに登里、右ウィングバックにルーカス フェルナンデス、奥埜と田中駿汰のダブルボランチ、2シャドーに為田大貴とヴィトール ブエノ、1トップにレオ セアラという3-4-2-1で臨んだ。ただし、開始早々、攻め込まれると、2分にCKから失点。さらに11分にも大迫勇也のキープから広瀬陸斗に地を這うミドルシュートを決められ、2点を追いかける展開となる。試合後、指揮官や選手たちは「早い時間帯での失点でゲームプランが崩れた」と振り返ったが、ここからの時間帯、セレッソはピッチ内での意思統一をすることができず、試合の主導権は完全に神戸に握られてしまう。飲水タイム後は前節までの4-2-3-1(守備時は4-4-2)に戻したが、一度狂った歯車は戻らない。前線からのプレスで規制がかからず、神戸に容易くボールを運ばれると、サイドからのクロスや、背後へのパスで何度も決定的なピンチを招いた。ただし、西尾や登里が懸命にカバーに入り、相手のシュートミスにも救われ、3失点目は与えることなく前半を折り返した。
【CEREZO OSAKA】
【CEREZO OSAKA】
【CEREZO OSAKA】
【CEREZO OSAKA】
(文=小田尚史)
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ