【GPSウォッチレビュー】Garmin 「Enduro 3(エンデューロ 3)」
ブランド最長の320時間稼働で、トレイルランに最適な機能満載の最高峰GPSウォッチ
「Enduro 3」の一番の特徴は、高精度な測位とオフラインマップ表示、さらにコースを3D化して把握できるデータ表示を搭載しながら、ブランド最長のバッテリー駆動時間を実現している点です。
前作と比較したバッテリー駆動時間の目安は以下の通り。ロングレースでもバッテリーの心配をする必要はなくなります。
ランニング中、トレーニングページに表示できるデータは多岐にわたります。時刻、経過時間、ペース、距離、心拍、高度、タイマーなどのベーシックな情報はもちろん、ランニングダイナミクスやスタミナなども表示できます。
今回のレビューの行動時間は5時間44分。測位の設定は「SatIQ」(衛星自動選択モード)、パワーセーブは標準、ルートナビゲーションも利用して、バッテリー消費は10%ほどでした。天候は晴れでしたが低山のトレイルランで樹林帯が中心のため、ソーラー充電にはあまり期待していなかったのですが、予想以上に発電してくれました。ソーラー充電は第3世代にアップデートし、発電効率が飛躍的に向上しています。
「Enduro 3」の機能のすべてはここでは紹介しきれませんが、ある時はコーチとして、ある時はトレーナーとして、さらには体調管理まで、アスリートのトレーニングや生活全般をヘルプしてくれる機能が満載です。
Garminには「Enduro 3」と同日に発売されたフラッグシップ「fēnix 8(フェニックス 8)」シリーズがあります。しかし、トレイルランに必要な機能を比べると、「Enduro 3」と遜色はなく、バッテリー駆動時間は「Enduro 3」の方が長いため、トレイルランナーには「Enduro 3」がベストチョイスと言えます。
トレイルランナーのためのGPSウォッチと言っても過言ではない「Enduro 3」。最高峰の性能をぜひ体感してみてください。
※レビューした商品の裏側には“SOLAR”とプリントされていますが、日本版では“Dual Power”とプリントされます。
・サイズ:51 x 51 x 15.6 (mm)
・ディスプレイサイズ:直径1.4インチ
・解像度:280 x 280 ピクセル
・重量:63g(ケースのみ:57g)
・防水等級:10ATM(100m)
・内蔵メモリ/履歴:32GB
・電源:太陽光充電+USB充電
・衛星測位:GPS、BeiDou、GLONASS、Galileo、みちびき(補完信号)
・ライフログ機能:心拍数、呼吸数、Body Battery、睡眠スコア、フィットネス年齢、ストレス、消費カロリー、週間運動量、血中酸素トラッキングなど
・スポーツ機能:ランニング、トレイルラン、ウルトララン、サイクリング、トライアスロン、アドベンチャーレースなど100種類以上
・マップサービス:日本詳細地形図(DKGマップ)、世界のスキーマップ、ゴルフコース、世界11大陸の海外地図のダウンロード可能(無料)、日本詳細道路地図、日本登山地形図のダウンロード可能(別売り)
・スマート機能※:通知機能、Garmin PayおよびSuica、音楽再生(Spotify®、Amazon Music、LINE MUSICのストリーミング配信に対応)など ※スマートフォンとのペアリングが必要
・その他の機能:タッチスクリーン(オンオフ切り替え可能)、LEDフラッシュライト
・標準付属品:USB-Cチャージングケーブル(Type C)、製品保証書
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