なぜ?夜になると不安、そわそわする理由とは[精神科医が解説]
なぜ? 夜になると落ち着かない・そわそわする原因
以下に、夜になると落ちつかない・そわそわする具体的な原因をご紹介します。
不安なことや悩み事がある
不安事や悩み事について感がると、交感神経が活性化します。それにより、心拍数や呼吸数の増加や脳の覚醒が強化され、神経過敏な状態になり、そわそわして落ち着かなくなると考えられます。
過度なストレスを抱えている
過度なストレスは交感神経を刺激するとともに、精神や情緒の安定に欠かせない脳内神経伝達物質である「セロトニン」を消費させます。その結果、不安や過覚醒を引き起こし、夜に落ち着かない状況を作り出してしまいます。
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ストレスや不安から生じる、入眠障害・不安障害などの場合、夜に落ち着かずそわそわすることがあります。これらの病気は、寝つきが悪い・中途覚醒・寝ている間に急な不安感が増して動悸が激しくなるなどの症状も現れることが多いです。
不眠症や不安障害の症状が続く場合や、社会生活に支障をきたしている場合は、精神科・心療内科を受診しましょう。
身体的な病気
睡眠時無呼吸症候群やむずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)などの身体的な病気も考えられます。後者は女性の場合、過多月経や手術後に体内の鉄分が不足した結果起こるリスクがあります。生理が重い方は、婦人科で相談してみてください。
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