さがけいばニュース【6月20・21・22日】の3日間開催です!

佐賀県競馬組合
チーム・協会

【「佐賀王冠賞」で格の違いを見せつけたアエノブライアン】

【先週のさがけいば】

《馬場状態》
先週の佐賀競馬は7月13日(土)、14日(日)の2日間開催でした。
両日共に「不良」の発表で、雨は降ったり止んだりと不安定な天候が続きました。
土曜日は12レース中、逃げ馬が止まらない逃げ切り勝ちのレースが8レースもあり、逃げ・先行有利の馬場でした。
日曜日は午前中に激しい雨が降り、土曜日よりも更に馬場に水が浮いた状態に。
12レース中6レースで逃げ切り勝ちと、この日も逃げ・先行が有利に。
その為、先行争いも激しくなるレースもあり、ハイペースになると差し馬も届く展開となり、3連単 249.060円(第4レース)、327.320円(第9レース)など、万馬券も多く、乱の多い1日となりました。
また、両日共に内回りが有利な印象でした。


《レースの振り返り》

7月13日(土)のメインは第5レース、「遠賀川賞 オープン 距離1400m」(吉野ヶ里記念TR・1着優先)はフェブキラナ(セン6・大島きゅう舎・加茂飛翔 騎手騎乗)が人気に応え、今月28日(日)に行われる吉野ヶ里記念の切符を掴み取りました!
レースは、アイメイドイット、シゲルタイタン、フェブキラナの3頭が激しい先行争いを演じ、アイメイドイットが強引に奪取。その直後にシゲルタイタン、フェブキラナが追いかける流れでハイペース模様に。4角手前でフェブキラナが先頭に立つとそのまま後続の猛追を振り切って勝利。
最内から経済コースを立ち回ったグローリーが3ハロン37.3という最速の上がりで鋭く迫り2着。
3着は大外から上がってきたアイリッシュセンスが食い込みました。

【吉野ヶ里記念の切符を掴んだフェブキラナ】

また、この日は第1レースに「2歳新馬 スーパーホープフルデビュー 距離900m」が行われ、スタートダッシュ決めて先手を奪ったハクアイアシスト(牝2・東眞市きゅう舎・山口勲 騎手騎乗)がそのまま押し切り圧勝!強い勝ち方を見せました。
2着は後方から鋭い末脚を発揮したアマラ、フレッシュノウエが3着となり、人気通りの決着に。

【デビュー戦勝利のハクアイアシスト】

「第7回 佐賀王冠賞」はアエノブライアンが重賞初制覇!

7月14日(日)のメインは第7レース、佐賀競馬、夏の中距離チャンピオンを決める「第7回 佐賀王冠賞 オープン 距離2000m」が開催され、アエノブライアン(牡6・池田きゅう舎・山口勲 騎手騎乗)が重賞初制覇!
レースは、ラヴィータエベラが先手を奪い、2番手にブルーアロー、3番手にアエノブライアン、その後ろにダイキチホマレが続き、出走馬の6頭が縦長の隊列に。
3角でアエノブライアンが仕掛けて先頭に立つと、ブルーアローもその内から必至に応戦。そこからは2頭の一騎打ち。しかし、手応えの違いは明らかで、最後はアエノブライアンが突き放して勝利!格の違いを見せつけた一戦となりました。
2着に重賞初挑戦ながらも最後までしぶとさ発揮したブルーアロー。
3着には5番手で追走していたリネンファッションが、8馬身差での入線となりました。

【レース直後のアエノブライアンと山口勲 騎手】

また、アエノブライアンと同じく、池田忠好調教師も開業8年目で悲願の重賞初制覇!
池田調教師は今年の4月に地方競馬通算500勝を達成し、勢いそのままに今回、初のタイトル獲得となりました。

【重賞初制覇の池田忠好調教師(左から3番目)】

【今週のさがけいば】

今週の佐賀競馬は、7月20日(土)、21日(日)、22日(月)の3日間開催です。

7月20日(土)のメインは第5レース、「虹の松原賞 3歳 距離1750m」。
主力組は、復帰して2戦2着続きと素質の高さをみせているロトプレシャス。
佐賀若駒賞(1750m)・花吹雪賞(1800m)は出脚欠き、後方から末脚伸ばすも、ともに5着。その後、休養に入り、復帰後は出脚も改善され、一転して先行策から好戦を見せています。
また、グッドタイミングは前走の佐賀ユースカップでは不発に終わりましたが、距離実績もあり、デビュー当時から注目されていた実力馬。巻き返し必至です。
更には、佐賀デビュー馬でJRA1勝など素晴らしい成績を残し、活躍したウルトラカイザーの初めての産駒ウルトラクロスも、距離実績はあり、先行策からの粘りもあるので注目。
それから、初距離になるタイムオブクリアにも昇り調子の勢いを警戒。最後方から伸びてくる末脚が魅力です!
中距離戦を初経験の馬が多く、距離適性の見極めがカギとなりそうな一戦です。

7月21日(日)のメインは第9レース、「長崎街道田代宿特選 C1 距離1300m」。
佐賀では6戦6勝と無傷だったキタサンドライバーが、高知から再転入してきた前走は3着止まり。やはり課題はスタート。上積みはありそうですし、出脚五分に出れば、能力は上位なので巻き返し期待!
また、移籍戦は不向きだった中距離戦で着外に終わったスマートシエルも800mの距離で5勝の実績があり、佐賀コースのこの距離なら見直せます。出脚も速くスピードで押し切る可能性も。
更には、先行力あるシゲルペガサスも再び特選に入りますが、気分良く行けると渋太いので残り目に警戒。
それから新規馬、ジェネラルエリアも金沢B級の実績で直前も崩れておらず、注意が必要。実戦からやや間隔が開いて仕上がりがカギ。当日の気配に注目です。

7月22日(月)のメインは第11レース、「ブルースター特別 3歳 距離1400m」。
注目は佐賀に移籍後、負け知らずの4連勝中、ラインフォルテ。前走も3馬身差で快勝し、5連勝を狙う!
また、課題のゲートも克服し、安定した先行力で力付けてきたワイアードも前走の特別戦で粘り見せ2着と好戦!ここでも先行力を生かせば、上位狙える力あります。
更には、近4走で3着続きのアクアファーストも、久しぶりのこの距離で上積み期待します!

【さがけいばニュース】

佐賀競馬のオフィシャルアイドル「UMATENA」が7月13日(土)は小倉競馬場で、14日(日)はイオンモール大牟田で行われた「OMUTA BIG FESTHIVAL2024」でパフォーマンスを行い佐賀競馬のPRを行いました。
次は今月21日(日)に熊本の氷川町竜北公園で行われる「KUMAMOTO MUSIC FESTHIVAL」に出演予定です!
UMATENAのデビュー曲「Fanfare~幸せの合図~」は競馬関連の言葉がちりばめられ、競馬好きの方やそうでない方も1度聴いたら虜になること間違いなし?!耳に残る楽曲となっています!
観覧無料ですので、お近くの方は是非UMATENAに会いに来て「うまうまキュン♡」してください!

【小倉競馬場でパフォーマンスする「UMATENA」】


文・井上瑠香(さがけいばタレント)
大学卒業後、ケーブルテレビのアナウンサーになり、そこで将来騎手を目指す男の子に取材したことがキッカケで競馬に魅了される。大学生まで陸上の短距離選手だったこともあり、馬をアスリートとして筋肉・お尻を見て、厩舎取材で得たお話も参考にしながら、うまかつ.netで予想を公開している!
現在は、さがけいばパドック解説MC、YouTube企画などに出演し、佐賀競馬の魅力を発信中!
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

佐賀競馬は九州唯一の地方競馬場として主に土日に競馬を開催しています。注目の重賞情報やイベント情報など、佐賀競馬のニュースを日々お届けいたします。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント