天気が悪い日の頭痛、めまい、イライラ…それ「気象病」かも!原因と対処法
天気の変化によって身体に何らかの不調をきたす現代病です。最近では低気圧の到来をお知らせするアプリも登場するなど、メジャーなものになりつつある「気象病」ですが、そのメカニズムを、「「気象病」をもっとも感じやすい県はどこ?第一三共ヘルスケア株式会社が大規模調査」からピックアップしてお届け。
正木クリニック院長の正木初美先生によれば、気象病は多くが「自律神経のバランスが悪いこと」と関係しているそう。
意外と苦しむ人が多い「気象病」
「(気象病は)自律神経のバランスが関係しており、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが乱れることによって起こります。リラックスに働く副交感神経が過剰に働くと気分の落ち込みやだるさ、眠気を引き起こし、逆に交感神経の方が強くなりすぎるとイライラしたり、興奮したり、動悸や汗が出るなどの症状が現れます」(正木先生)
頭痛やめまい、動悸などは「睡眠」が重要
正木先生は、頭痛やめまい、動悸などは「よく寝ること」が対処法として挙げています。
「頭痛やめまい、動悸などの症状を感じている人は、まず『よく寝ること』が大切」(正木先生)
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気分の落ち込みや眠気などは「体を動かす」
「気分の落ち込みや眠気の症状を感じている人は、思いきって外に出ることが効果的です。外に出ることで交感神経が優位に働き、家にいるときよりも気分が晴れるケースが多くあります」(正木先生)
気象病の影響を受けやすい人とは
また、悩みやすい人やマイナス思考の人は、陽気な人よりもストレスを受けやすく、自律神経のバランスが崩れやすい傾向にあるため、結果として「気象」の影響も受けやすくなります。
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