オートミールとは。効果や栄養、おいしい食べ方!逆に欠点やデメリットは?[管理栄養士監修]

MELOS -メロス-

【MELOS】

「オートミールとは?」「オートミールって何がいいの?」など、オートミールの効果効能が気になっている人のために、管理栄養士・佐藤樹里さんに、オートミールの種類と効果、カロリー、栄養成分のほか、注意点などの欠点をまとめました。

筋トレやランニングなどトレーニングをしている人におすすめのレシピと、上手な食べ方なども教えてもらいました。

オートミールとは。どんな食べ物?

オートミールとは、燕麦(えんばく)を脱穀して調理しやすく加工した食品です。オートミールの原料である燕麦は、オート麦、オーツ麦、カラス麦とも呼ばれます。

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オートミール自体には味がないため、物足りなさを感じる人もいるでしょう。しかし、逆をいうと、自分自身の好みの味にしやすいため、味つけを工夫すると美味しく食べられます。

オートミールにはどんな効果が期待できる?

食物繊維が豊富
オートミールに含まれる食物繊維は、玄米の約3倍とたっぷり!食物繊維は、便秘解消に役立ち、善玉菌のエサになることで腸内環境の改善が期待できます。

さらに、水溶性食物繊維のβ-グルカンは糖の吸収をおだやかにしてくれるので、血糖値の急上昇を抑える効果もあります。

ミネラルが豊富
運動している人やダイエット中の人は、マグネシウムや鉄分などのミネラルが不足しやすいです。そのため、オートミールを活用して、不足しがちな栄養素を補えます。

なかでも、カルシウムは玄米の約5倍も含まれます。

タンパク質が豊富
オートミールは、タンパク質が100gあたり13.7gと豊富! タンパク質は、人の生命維持や身体活動に欠かせない大切な栄養素です。

また、食物アレルギーの原因となるたんぱく質の「グルテン」がごく少量のため、グルテンフリー食材としても注目されています。

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監修者プロフィール

佐藤樹里(さとう・じゅり)
管理栄養士。フィットネスクラブにて水泳インストラクター兼管理栄養士として勤務後、フィリピン留学を経てカナダ・バンクーバーへ渡航。現地のブランチレストランでカナダ人のシェフと共にシェフアシスタントとして働く。帰国後はアスリート向けの食堂と老人ホーム厨房でのWワークを経てスポーツ栄養系健康会社に転職。その後、「アスドリファクトリー」代表として独立。好きな食べ物:チャーハン。趣味:チャーハンめぐり・筋トレ

<Text:渡辺幸雄/Edit:京澤洋子(アート・サプライ)/Photo:渡辺幸雄、佐藤樹里>
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著者プロフィール

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