<国内男子ゴルフ>石川、河本、清水が全米オープンの出場権を獲得

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【JGA提供】

6月の今季メジャー第3戦「全米オープン」の日本予選が20日、滋賀県の日野ゴルフ倶楽部(6910ヤード、パー70)で34人が出場して行われ、1日36ホールのストロークプレーで石川遼河本力清水大成の3人が出場資格を得た。

石川河本は、ともに通算9アンダーで並び、トップ通過を果たした。

石川は前日の19日まで、近隣の名神八日市カントリー倶楽部で行われていた「関西オープン」の最終日に2日連続ボギーなしの「65」で今季初のトップ10(5位T)を記録しており、「昨日までの課題を同じようにやる感じで」と、よい流れで来ていた。

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「全米オープン」は、昨年に続いて2年連続で日本予選を突破しての出場権獲得だ。
「これが得意みたいな? 僕もわけがわからない」と苦笑しながら嬉しそう。

通算では8回目の出場が実現し、「自分のゴルフ感をアップデートできる機会。去年もすごい前向きな気持ちで行けましたし、めちゃくちゃ収穫があって、今日まで活きている。楽しみな気持ちでいっぱい」と、浮き立つ。

また、石川とスコアを並べてトップ通過を果たした河本は、2ラウンド目最後のバーディで初のメジャー切符を確実なものに。

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「昔からそこで戦って優勝したいという目標がある。その舞台に立てるということにワクワクします」と、喜んだ。

「どれだけやれるかわからない、でも出るからには優勝目指して」。
日本で2年連続の飛距離1位が世界最高峰に挑む。
なお、この日本予選では上位3枠が設けられ、通算8アンダーの3位で並んだ清水とジンバブエのビンセントと木下稜介、片岡尚之と平田憲聖の5人がプレーオフで争い、清水が2ホール目のバーディで最後のひと枠をもぎとった。

清水は、この日本予選で昨年まで2年連続でプレーオフで負けており、3度目の正直とした。

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前週の「関西オープン」は最終日を単独首位で出ながら逆転負け。
3位に終わっていたが、「気持ちの問題とか、緊張した場面とか。先週の優勝争いがいい経験になった」と、自身初の最終日最終組で得た教訓が生かされた。

前夜は、1日36ホールの本予選に備えて早めに就寝するつもりが、悔しさでしばらく寝付けなかったという。
でも「昨日の映像を見て、反省じゃないですけどそれですっきりして寝られた」と、リセットしてきた。
「正直、前半の1ラウンドは覚えていないくらい疲れていた」とへとへとだが、メジャーもPGAツアーも本戦は初出場だ。
頑張った甲斐は大きい。

今年の「全米オープン」は6月13日ー16日にノースカロライナ州のパインハーストリゾート&CCで行われる。

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