2024プロ野球・スポーツナビ週間MVP

【週間MVP】投打とも中日勢がトップに パ野手では新たな“育成の星”が活躍

データスタジアム株式会社

シーズン開幕前に支配下昇格を果たした鷹の若手が堂々のトップ

 パ・リーグの野手では、対象期間中に打率.421を記録した川村友斗(ソフトバンク)が1位に輝いた。2位には3本の長打を放った辰己涼介(楽天)、3位には4試合で12打数7安打と結果を残した角中勝也(ロッテ)が続いた。

【データ提供:データスタジアム】

1位 川村 友斗(ソフトバンク)
 3月に支配下契約を勝ち取った若武者が、その打棒と選球眼で存在感を発揮した。4月30日の楽天戦で二塁打と3四球を記録すると、翌日の試合ではマルチ安打をマーク。対象期間中は全6試合でヒットを放ち、出塁率.560を記録する活躍を見せた。

2位 辰己 涼介(楽天)
 5月1日のソフトバンク戦では、今季1号となるソロアーチをマーク。さらに3日のロッテ戦で先制のタイムリースリーベースを放つなど、対象期間中は6試合中5試合でヒットを放った。主に7番打者を務める守備の名手は、5日終了時点でリーグ4位の打率.298を記録している。

3位 角中 勝也(ロッテ)
 円熟味を増すバットマンが3位にランクイン。対象期間中は4試合の出場ながら、2本の二塁打を含む12打数7安打と快音を連発した。5月5日の楽天戦では初回に先制の犠飛を放つと、5回には貴重な追加点となるタイムリーを記録。先発・小島和哉の完投勝利をアシストした。

勝負強さを見せた中日のスラッガーが1位に

 セ・リーグの野手では、対象期間中に12打点を挙げた細川成也(中日)が1位に輝いた。2位には球団タイ記録の8打席連続安打をマークした村松開人(中日)、3位には4本塁打を放った村上宗隆(ヤクルト)が名を連ねた。

【データ提供:データスタジアム】

1位 細川 成也(中日)
 対象期間中は出場した6試合すべてでマルチ安打を記録するなど、打率.464、3本塁打、12打点の大活躍。4月29日のDeNA戦で自身初となるグランドスラムを放つと、5月4日のヤクルト戦では2本の適時二塁打をマーク。翌日の試合ではリーグトップに並ぶ8号3ランを記録するなど、好機で勝負強さを発揮した。

2位 村松 開人(中日)
 対象期間中は23打数16安打を記録するなど、安打を量産した。5月3日のヤクルト戦で5打数5安打の固め打ちを見せると、2番に座った翌日の試合ではタイムリーを含む4安打を記録。さらに5日の試合でも3安打を放つなど、好調なバットで打線をけん引した。

3位 村上 宗隆(ヤクルト)
 4月29日の巨人戦でソロを含む3安打2打点をマークすると、5月1日の試合でもソロを放ち、チームの同一カード3連勝に貢献。さらに3日からの中日との3連戦では2本のアーチを記録。開幕直後は不振に悩むも、対象期間中は6試合で4本塁打と量産態勢に入っている。

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日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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