【バドミントン/S/J LEAGUE】渋谷大会 TOP4(2/24)結果

チーム・協会
11月4日(土)に開幕したS/J LEAGUE、2月24日(土)最終日を迎え、S/J LEAGUE2023のフィナーレとなるTOP4優勝決定戦、3位・4位決定戦が、東京体育館で行われた。

【男子】
昨年の決勝戦と同じカードで行われた決勝戦。1年前に涙を飲んだジェイテクトが、手に汗握る大接戦をものにし、6連覇を目指したトナミ運輸を撃破。悲願の初優勝を遂げた。
互いにブロック2位通過ながら、準決勝を突破して1年ぶりの顔合わせとなった両チーム。第1ダブルスはトナミ運輸の保木卓朗/小林優吾ペアが日本のエースらしい堂々とした戦いぶりで、宮嶋航太郎/野田悠斗ペアをストレートで破り、チーム6連覇に王手をかけた。シングルスでもトナミ運輸の秦野陸がトップスピードで第1ゲームを先取したが、ジェイテクトの西本拳太がロングラリーを厭わない球回しでゲームを支配し、ここから2ゲームを奪って逆転勝利。今シーズン最終試合となった第2ダブルス、相澤桃李/佐野大輔ペア(ジェイテクト)と目崎駿太郎/西田陽耶ペア(トナミ運輸)は、互いにミスを恐れない積極的なプレーで1ゲームずつ取り合い、ファイナルゲームも一進一退の手に汗握る展開となる。どちらが抜け出すかわからない延長ゲーム、相手に5度マッチポイントを握られながらも、引くことなく攻め込んだ相澤/佐野ペアが最後にシャトルを沈め、2-1で勝利。その瞬間、ジェイテクト悲願のリーグ制覇が決まり、優勝を決めた2選手は歓喜の輪に包まれた。

<最終成績・個人賞>
優勝 ジェイテクト (初優勝)
準優勝 トナミ運輸
3位 BIPROGY
4位 NTT東日本
5位 日立情報通信エンジニアリング
6位 三菱自動車京都
7位 豊田通商
8位 東海興業
9位 金沢学院クラブ
10位 コンサドーレ
11位 トリッキーパンダ―ス
12位 丸杉

最高殊勲選手賞:相澤桃李(ジェイテクト)
殊勲選手賞:保木卓朗/小林優吾(トナミ運輸)
敢闘選手賞:小野寺雅之(BIPROGY)
新人賞:滝口友士(豊田通商)

優勝 ジェイテクト (初優勝) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

準優勝 トナミ運輸 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

3位 BIPROGY 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

<試合結果>
男子優勝決定戦:ジェイテクト 2-1 トナミ運輸
 D1宮嶋航太郎/野田悠斗 0(8-21,11-21)2 保木卓朗/小林優吾
 S1西本拳太 2(19-21,21-16,21-17)1 秦野陸
 D2相澤桃李/佐野大輔 2(21-18,18-21,27-25)1 目崎駿太郎/西田陽耶

西本拳太(ジェイテクト) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

秦野陸(トナミ運輸) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

相澤桃李(右)/佐野大輔(ジェイテクト) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

目崎駿太郎(左)/西田陽耶(トナミ運輸) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

男子3位・4位決定戦:BIPROGY 2-0 NTT東日本
 D1渡辺勇大/小野寺雅之 2(21-16,21-12)0 山下恭平/緑川大輝
 S1渡邉航貴 2(15-21,21-7,21-14)1 田中湧士
 D2三橋健也/谷岡大后 (試合なし) 柴田一樹/山田尚輝

渡辺勇大(奥)/小野寺雅之(BIPROGY) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

山下恭平(右)/緑川大輝(NTT東日本) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

渡邉航貴(BIPROGY) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

田中湧士(NTT東日本) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

【女子】
Sブロック2位からの勝ち上がりで決勝戦に臨んだBIPROGYが、同ブロック戦では敗れた再春館製薬所へのリベンジを果たし、2大会ぶり7度目(現在の社名になってからは初)のリーグチャンピオンに輝いた。
昨日に引き続き第1ダブルスに出場したBIPROGYの中西貴映/東野有紗ペアが、志田千陽/松山奈未ペアを101分の激闘の末に破りBIPROGYが先制。シングルスでは、再春館製薬所の山口茜が故障明けの不安を感じさせないプレーで、総合Vの杉山薫をストレートで下して奪い返す。チームの頂上決戦を任されたのはいずれも若いペア。今シーズン5戦全勝の大竹望月/髙橋美優ペア(BIPROGY)と、急造ペアリングの金廣美希/加藤佑奈ペア(再春館製薬所)の同年代対決となった。緊張感あるロングラリーの連続となったこの試合は、ファイナルゲーム中盤からリードを奪った大竹/髙橋が逃げ切って2-1と勝利し、チームの2大会ぶり優勝を決めた。

<最終成績・個人賞>
優勝 BIPROGY(2大会ぶり7回目(旧 日本ユニシス))
準優勝 再春館製薬所
3位 ヨネックス
4位 北都銀行
5位 丸杉
6位 ACT SAIKYO
7位 広島ガス
8位 山陰合同銀行
9位 NTT東日本
10位 七十七銀行
11位 PLENTY GLOBAL LINX
12位 東海興業

最高殊勲選手賞:中西貴映/東野有紗(BIPROGY)
殊勲選手賞:山口茜(再春館製薬所)
敢闘選手賞:古川佳奈(丸杉)
新人賞:田口真彩(ACT SAIKYO)

優勝 BIPROGY(2大会ぶり7回目(旧 日本ユニシス)) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

準優勝 再春館製薬所 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

3位 ヨネックス 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

<試合結果>
女子優勝決定戦:再春館製薬所 1-2 BIPROGY
 D1志田千陽/松山奈未 1(22-20,19-21,17-21)2 中西貴映/東野有紗
 S1山口茜 2(21-9,21-18)0 杉山薫
 D2金廣美希/加藤佑奈 1(21-19,16-21,18-21)2 大竹望月/髙橋美優

志田千陽(左)/松山奈未(再春館製薬所) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

中西貴映(右)/東野有紗(BIPROGY) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

山口茜(再春館製薬所) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

杉山薫(BIPROGY) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

金廣美希(右)/加藤佑奈(再春館製薬所) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

大竹望月(右)/髙橋美優(BIPROGY) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

女子3位・4位決定戦:ヨネックス 2-1 北都銀行
 D1保原彩夏/須藤海妃 0(14-21,15-21)2 松本麻佑/永原和可那
 S1仁平菜月 2(21-16,21-12)0 永渕妃香
 D2櫻本絢子/宮浦玲奈 2(21-17,21-13)0 曽根夏姫/飯島真恵七

松本麻佑(右)/永原和可那(北都銀行) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

仁平菜月(ヨネックス) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

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著者プロフィール

公益財団法人日本バドミントン協会は競技の普及進行をになう競技団体として活動。世界最速のスポーツであるバドミントンの持つ魅力を多くの方に知っていただきファンになってもらえるよう、世界で活躍する日本代表『BIRDJAPAN』の情報を中心にナショナルジュニアの活動や国内競技会などの情報を皆さんにお届けしていきます。

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