イップスを克服したあるゴルファーの秘策とは?

Gridge(グリッジ)

【(c)GAHAG】

イップスとは、手や腕が思うように動かず、1メートルのパットを5メートルもオーバーさせたり、50センチもショートさせたりする病気のことをいいます。

パッティングだけでなく、アプローチやドライバーショットで発症するケースもあるのです。

イップスのほとんどの原因はメンタル

イップスの原因のほとんどがメンタルなものによるとされています。

いわゆる「シビれるパット」を毎ラウンド余儀なくされるプロゴルファーに多いのもそのためなのですが、アマチュアでも発症することでもあります。

厄介なのは、このイップスはそう簡単にはなかなか治らない難病であることです。

練習では普通にストロークできるのに、試合になると元に戻ってしまうというケースが多く、この難病が治らないまま引退していったプロも数多くいるのです。

脳の干渉現象を利用する

とはいえ、この病気の治療法がないわけではありません。

あるアマチュアゴルファーは、イップスの原因がメンタル、つまり、脳にあることを逆手にとって、こんな治療法にトライしてみたそうです。

それは脳の干渉現象を利用するというものです。

例えば、パッティングをするときに、「上手くストロークできるだろうか…」、「これを沈めたら優勝だ…」など雑念に支配されたりします。

しかし、脳に別の刺激を送れば、脳がそっちに反応して「スムーズにストロークできるだろうか」、「絶対に入れなくては」などいった不安や雑念から解放されるというわけです。

思い切り左腕をツネる

彼が選んだ別の刺激とは、アドレスに入ったら、思い切り左の腕をツネるということでした。

そして、その痛みが消えないうちにストロークをすればいいというわけです。

効果はてきめんだったそうですが、ラウンドが終わるころには、彼の左腕は真っ赤に腫れあがっていたといいます。

どうです、試してみます?
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