ライザップさんに聞く 【歩く】ことのメリット

ココカラネクスト

【歩く】利点と今日からやれる事~RIZAPトレーナーに聞く

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 ダイエットは明日からでいいか…なんてウェイトコントロール、ついつい先延ばしにしていませんか。実は歩くことって、最強のダイエット法なんです。ライザップの山口優馬さんに、その利点を聞いてみました。

 「歩くことのメリットはいくつもありますが、1つは体脂肪を落とすこと。もう1つは健康的な意味でも数値の改善が見られることが特に大きいかなと思います」

 千里の道も一歩から-。まずはそんなに高いハードルを設けることなく、手の届く範囲で始めてみるのが長続きの秘訣だという。

 「一般的に10分ぐらい歩くと30キロカロリーぐらい消費されると言われています。たった10分かもしれませんが、歩く距離を増やしてみるというのはオススメです。通勤を利用するとすれば、行きで5分、帰りで5分増やすことでも、1年間続ければ1キロから1・5キロ痩せるという計算になります」

 最寄り駅の手前で下りて、1駅分歩いてみる。これならシンプルで、さっそく試せそうだ。それが意外なメリットをもたらすという。

 「歩く距離を増やすことでカロリーの消費も見込めますし、一般的に有酸素運動を長く行っていると、食欲が緩和されるというような研究が海外であります。私自身もボディーメークや減量の経験の中で、運動の後は食欲が落ち着くと感じていて。ちょっとだけ普段と違うルートで、寄る場所を作ってみてください。『ここを通る』と決めておくだけでも変わると思います」

 歩く際には姿勢に気をつけてみると、さらにいいという。

 「しっかり背筋を伸ばして、腕を振ることを意識して歩くことです。背筋を伸ばすことで姿勢もよくなり、スタイルも良くなります。あとは膝を単純に高く上げるというのを意識して歩いていただくというのも、長い時間はかかるかもしれませんが、きれいな脚の形に近づけるのには効果的です」

通勤時に歩く際には、よくあるビジネス用のカバンより、リュック型がオススメだ。

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 「リュックなら歩行時、腕を後ろに大きく引けるのがいいと思います。年齢を重ねると筋力は弱っていき、背筋は丸まって、人は老いていきます。腕を前に動かすと、重心も前に行くので、背中が丸まりやすい。逆に腕を後ろに引くと、引いた分、体が前に丸まった状態から開く形になり、背筋も伸びます。片手のカバンですと、重心も片側に寄り、それを戻さねばならなくなる。アンバランスに負荷がかかり、片方のお尻が張ったりもします。もしも片手カバンの場合なら、左右均等に持ち替えてみて下さい。グッと握っている状態が長く続いているのであれば、ストレッチを軽く入れるなどをすれば、緩和されますよ」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

〔文/構成:ココカラネクスト編集部〕
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