<重賞レース分析>ハイセイコー記念は、臨戦過程や脚質が重要!
大井競馬が生んだ国民的スターホース・ハイセイコーが1972年の青雲賞で記録した1分39秒2の優勝タイムは、50年以上の歳月を経た現在も破られていいない。この偉業を称え2001年に青雲賞から現在のレース名に改められた。南関東期待の若駒たちが集まる注目の2歳戦で、翌年のクラシックロードの主役が誕生するか?注目のレースだ。
ここではハイセイコー記念10年の結果から、レースの傾向を分析する。
<レース情報>
56回 ハイセイコー記念(SI)
2023年10月31日(火)20:10発走
距離:1,600m
第55回優勝馬:マンダリンヒーロー号 【東京シティ競馬】
■上位人気グループの馬が中心
【単勝人気順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■「浦和」所属馬や「船橋」所属馬は堅実
【所属別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■大敗直後の馬は不振
【前走の着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■前走の出走頭数も見逃せないポイント
【前走の出走頭数別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
ただし、第51回(平成30年)以降の過去5年に限ると、7頭以下の馬は[0-1-0-12](3着内率7.7%)、8頭以上の馬は[5-4-5-34](3着内率29.2%)である。極端に出走頭数が少ないレースを経由してきた馬は、過信禁物と見るべきだろう。
■前走の最終コーナー通過順に注目
【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■“ゴールドジュニア”の上位馬は安定感抜群
【“ゴールドジュニア”における着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
なお、第51回(平成30年)以降の過去5年に限ると、4着以内の馬は[3-3-1-5](3着内率58.3%)、5着以下の馬は[0-0-0-5](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[2-2-4-36](3着内率18.2%)である。今年も“ゴールドジュニア”で上位に食い込んだ馬はしっかりマークしておきたい。
TCKホームページではより詳しいデータも公開している。
<伊吹雅也>
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