<重賞レース分析>アフター5スター賞は、前走内容を素直に評価したい!
短距離戦で持ち味を発揮する快速馬たちが、自慢のスピードで残暑を吹き飛ばす1,200mのスプリント戦で「東京盃」から「JBCスプリント」へ続く秋の短距離交流重賞に向け、南関東所属の有力馬が始動する注目のレースだ。
ここではアフター5スター賞10年の結果から、レースの傾向を分析する。
<レース情報>
第30回 アフター5スター賞(SIII)
2023年9月7日(木)20:10発走
距離:1,200m
第29回優勝馬:プライルード号 【東京シティ競馬】
■基本的には上位人気の馬ほど好成績
[単勝人気順別成績](過去10年) 【東京シティ競馬】
■「船橋」「川崎」勢が比較的堅実
【所属別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■極端に重い負担重量を課された馬は信頼できる
【負担重量別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
■前走好走馬が強い
【前走の着順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
なお、第24回(平成29年)以降の過去6年に限ると、2着以内の馬は[5-5-4-22](3着内率38.9%)、3~12着の馬は[1-1-2-37](3着内率9.8%)、13着以下の馬は[0-0-0-7](3着内率0.0%)である。連対を果たした直後の馬はしっかりマークしておきたい。
■馬格に注目
【前走の馬体重区分別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
なお、第24回(平成29年)以降の過去6年に限ると、490kg未満の馬は[0-0-1-30](3着内率3.2%)、490kg以上の馬は[6-6-5-36](3着内率32.1%)である。小柄な馬は割り引きが必要だ。
■前走で後方からレースを進めていた馬は不振
【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年) 【東京シティ競馬】
TCKホームページではより詳しいデータや過去全年の傾向も公開している。
<伊吹雅也>
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