【千葉vs群馬】リーグ全体首位の座を守りたい千葉J、ファウルせずに相手を抑えられるか

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■千葉ジェッツvs群馬クレインサンダーズ(@船橋アリーナ)

4月5日19時5分

「第98回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」決勝の再戦となった琉球ゴールデンキングスとの対戦で、千葉ジェッツは1勝1敗に終わった。原修太が今シーズン初めて欠場したGAME1は、プロ初スターターとなった小川麻斗の12得点の活躍などで、激しいつば競り合いを4点差で制したが、GAME2は残り3秒で逆転を許して黒星。第1クォーターで11-24とつまずいたのが痛かった。リーグ全体の首位の座は維持しているが、ここ5試合で2敗を喫し、17連勝中の島根スサノオマジックに1ゲーム差まで迫られている。

 その島根が連勝を伸ばした前節の相手が、今節に千葉Jへ挑む群馬クレインサンダーズ。太田市運動公園市民体育館でのラストとなったが、同点で迎えた残り22秒からの相手オフェンスを止めることができず、ブザービーター3ポイントを浴びて敗戦した。GAME2は11得点に終わった第2クォーターの拙攻が響き、トレイ・ジョーンズと並里成を中心に追い上げたものの、7点差で敗れた。2度の対戦でいずれも敗れた宇都宮ブレックスに勝率で並ばれ、順位が入れ替わって東地区4位となっている。

 すでに島根との対戦を終えている千葉Jは、得失点差では優位に立っているとはいえ、直接対決で島根の勢いを止めることができないため、自力でリーグ全体の首位を守らなければならない。群馬との前回の対戦では、3ポイントシュート15本とフリースロー27本などで108得点を挙げたが、逆にフリースローで21失点を喫した。プレッシャーを掛けつつ、ノーファウルで守りきりたい。

文=吉川哲彦

■ロスター

・千葉J(HC:ジョン・パトリック)
富樫勇樹
小川麻斗
ヴィック・ロー
高橋克実 ※特別指定
二上耀
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
荒尾岳
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス
米山ジャバ偉生

・群馬(HC:水野宏太)
星野曹樹
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
八村阿蓮
野本建吾
菅原暉
アキ・チェンバース
並里成
ケーレブ・ターズースキー
山崎稜
ジャスティン・キーナン
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