タイトル奪還へ。沖縄キャンプレポート

川崎フロンターレ
チーム・協会

【shinki takazawa】

Jリーグタイトル奪還へ川崎フロンターレは“最強のチャレンジャー”として2023年シーズンに臨む。そんな強い思いを胸に1月15日から沖縄で1次キャンプをスタートさせた。

今季からキャプテンに就任した橘田健人 【shinki takazawa】

このキャンプ中にプロ3年目を迎える橘田健人が新キャプテンに就任。橘田は「正直、最初に聞いたときはびっくりしたけど、去年優勝できなくて何一つ残せなかった状態から、チャレンジャーとして一緒に戦っていきたいとオニさん(鬼木達監督)から言われて覚悟が決まりました。絶対にキャプテンとしてチームを優勝させたいと思っています」と話すように、自分らしくチームを引っ張り、新たなチームのリーダーとして戦うことを決意した。

就任7年目を迎える鬼木達監督。今年も観る者をワクワクするサッカーを魅せる 【shinki takazawa】

プロ15年目を迎える安藤駿介(左)と登里享平(右)。今シーズンもチームを支える 【shinki takazawa】

そして1次キャンプを終え、新体制発表会見を挟んで現在は1月24日から始まっている2次キャンプ真っ只中。トレーニングの強度も上がり、新たな戦術にも取り組んでいくなど少しずつ新生フロンターレの形が見えつつある。これから精度や連携面の練度を高めていくことで、昨シーズン以上に攻撃的なサッカーが見られることを期待したいところだ。

今シーズンから新加入の瀬川祐輔。期待のプレーヤーだ 【shinki takazawa】

今年もどんなプレーを見せてくれるのだろうか。大島僚太のプレーも必見 【shinki takazawa】

また、2次キャンプでは今シーズン初めての練習試合が組まれている。戦術の浸透や選手個人としても各々がスタメンの座をかけてアピールする場でもある。それはルーキー選手だろうと同じ。すべての選手が貪欲に結果を求めてプレーしていく。その中で貪欲に欲するのは勝利だ。

「練習試合だけど公式戦のつもりで戦いたいです。そういうところから勝ちグセを付けないとシーズンを通して戦うことができないと思っています。しっかり練習試合から勝つことに執着して、いい内容で勝っていきたいです」(登里享平)

Jリーグ開幕まで、あと19日。最高の状態で等々力陸上競技場のピッチに立つために沖縄の地で準備を進めていく。

(高澤真輝)

期待の高卒ルーキー名願斗哉 【shinki takazawa】

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著者プロフィール

神奈川県川崎市をホームタウンとし、1997年にJリーグ加盟を目指してプロ化。J1での年間2位3回、カップ戦での準優勝5回など、あと一歩のところでタイトルを逃し続けてきたことから「シルバーコレクター」と呼ばれることもあったが、クラブ創設21年目となる2017年に明治安田生命J1リーグ初優勝を果たすと、2023年までに7つのタイトルを獲得。ピッチ外でのホームタウン活動にも力を入れており、Jリーグ観戦者調査では10年連続(2010-2019)で地域貢献度No.1の評価を受けている。

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