サンドウェッジでキャリーで10ヤード打つ方法

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延べ3万人を教え、独自にまとめた「キープレフト理論」が認められてWGTFのティーチングプロトップ100に選出された和田泰朗がレッスン。今回は10ヤードのキャリーを毎回同じように打つコツをレッスン。

和田泰朗(わだ・ひろあき)。日体大でスポーツ医学、トレーニングなどを学びゴルフ指導者に。2018年、2019年と世界ゴルフ教師連盟(World Golf Teachers Federation)世界トップ100ティーチングプロに選出された。

10ヤードのキャリーにオススメなのはサンドウェッジ

10ヤードを打つときに、私がオススメするのはサンドウェッジです。

もちろんクラブの選択は自由ですが、「強く、しかも近くに打つ」という、この両者を実行するには、一番ロフトがあるサンドウェッジを使うことをオススメします。

近くに強く打つには「正しくダフる、正しく抜く」

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まず正しくダフること。そして正しく抜くこと。この二つをしっかりとできるようになると、近くに強く打つことができます。

弱いインパクトでは、芝生の抵抗に負けてしまって、距離感がずれてしまう。

また、強く打つことでボールが飛んでしまっては、ウェッジワークとしては成り立たない。

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すごく強く打てて、芝生もどんどんとめくれ上がるような形のインパクトができて、なおかつ距離があまり出ない、そしてスピンが入る。

こういったインパクトを目指していただくと良いかと思います。

近くに強く打つポイント

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ポイントはヒザです。

右ヒザの動きがバックスイングのときに伸びてしまうと、骨盤の旋回にクラブが追随してしまうので、どうしても低い位置、そして大きなバックスイングを取ってしまいます。

そうではなくて、しっかりとヒザを止めることによって、骨盤の旋回ではなく胸郭の動きをメインにします。

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そうすると、バックスイングで過剰にインサイドに入ることなく、振り幅も制限されますので、より小さく強く、しっかりとしたインパクトを作りやすくなります。

ヒザの動きを制限することによって、骨盤の旋回を制限します。

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そして、肋骨の縦の動きのみでバックスイングを取るように気をつけてみてください。

動きとしては苦しくなるんですけれども、この苦しさがより強く正確なインパクトを生みますので、ぜひ試していただけばと思います 。

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