小ぶりヘッド好きなゴルファーに◎ タイトリスト「TSR4 ドライバー」

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2022年9月、タイトリストから「TSR シリーズ」が発売されました。そこで今回はゴルフライターの鶴原弘高さんに、「TSR4 ドライバー」の特徴や試打した感想、前作TSiシリーズとの違いなど詳しく解説していただきました。

TSR4 ドライバーの特徴

前作のTSiシリーズから2年が経ち、新しくTSRシリーズになりました。前作のTSi4 ドライバーは限定発売で販売店舗も少なかったのですが、今回のTSR4ドライバーは、他のTSR2・TSR3モデルと同様に通常ラインナップとして発売されました。

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特徴はヘッド体積が430ccの小ぶりになったところです。見た感じも本当に小さくて、とってもきれいなシェイプで構えやすいです。

TSR4 ドライバーの性能

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TSR4の性能の特徴は、シリーズの中で一番スピンが少ないところです。「ウルトラ・ロースピン・ドライバー」とメーカーも言っています。

フェースのすぐ後ろ側に付け替え式のウェイトが付いていて、ウェイト位置で浅重心化しています。重心が浅くなると、ヘッドが上向きになりづらく、低スピンの強い球が打ちやすいという特徴があります。

何を打っても吹き上がってしまう人、スピンが3000回転以上でランが出ない人がこういうモデルを使うと、スピン量が減って強く前に飛んで、ランでも飛距離が稼げるようになります。

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前作TSi4から今回のTSR4になって、ヘッド後方に付け替え式のウェイトが搭載されました。前後のウェイトを入れ替えることもできます。

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スタンダードな状態だと前方が11g、後方が3gの配分になっています。これを付け替えて、後方を11gにするとヘッドが深重心化になり、インパクトのときにヘッドが上向きになり、球を上げやすいドライバーにチューニングできます。

小ぶりのドライバーが速く振りやすいことを優先して、さらに重心を後ろにしてやさしく使えるようになっています。

TSR4 ドライバー:おすすめユーザー

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構えてみて比べるとヘッドはすごく小さいです。本当に小ぶりなヘッドが好きな人、打点が安定している人、スイングが安定している人はTSR4は使いやすいモデルだと思います。

実際に女子プロでも使っている選手は多いみたいです。どんな特徴を持っているか、どれくらいスイングが安定しているかを考えてモデルを選んでいただければと思います。

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TSRシリーズのクラブをチェック!

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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