公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ（WEリーグ）は、10月1日（土）に味の素フィールド西が丘（東京都北区）で行われる「2022-23WEリーグカップ　決勝」を「EMPOWERMENT MATCH」とします。
リーグの新たなチャレンジである今大会において、ピッチ外においても新たな施策を行い、選手やファン・サポーターの熱量をより一層高めることを目指しています。
その中では、多様化社会・ジェンダー平等を実現するために昨年WEリーグが行った「WE ACTION MEETING」にて課題に挙げられたことの解決アイディアを会場で実行します。
また、決勝をBSテレ東で生中継することが決定しました。BSテレ東によるWEリーグの中継は初めてとなります。

2022-23 WEリーグカップ　決勝　〜EMPOWERMENT MATCH〜
日時：10月1日（土）16:00キックオフ（予定）
主催：公益財団法人日本サッカー協会、公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ
主管：公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ
対戦：2022-23 WEリーグカップ　グループA１位 対 グループB１位
※グループA：マイ仙台／浦和／大宮V／EL埼玉／AC長野／新潟L
グループB：千葉L／東京NB／N相模原／I神戸／S広島R
会場：味の素フィールド西が丘（東京都北区）
テレビ放送：BSテレ東で生中継
放送日時：10月1日（土）16:00〜18:00（延長の可能性あり）

【WE　ACTION　MEETING　課題の解決施策】
乳がん検診車の設置（第１回　WE ACTION MEETING 『産婦人科に行きづらい問題』より）
会場に乳がん検診車を設置し、出張での乳がん検診を実施することで婦人科受診を促進します。通院の心理的なハードルを解消し、年に１度の定期健診を啓発することで女性特有の病の早期発見や治療に繋げます。
新しいトイレサイネージデザインの考案・掲出
（第２回WE ACTION MEETING 『男女の色問題』、『女の子マーク、スカート問題』より）
会場内のトイレサイネージを多様性に鑑みて新たに考案し、掲出します。トイレのマークは、女性はスカートをはいているようなシルエットが一般的に使用されますが、男性もスカートのようなシルエットの服を着たり、女性の中にスカートを履くのが嫌な人もいることから、これまでの固定概念にとらわれないトイレサイネージの考案にチャレンジします。
その他：エスコートダイバーシティピープルの実施、セクシャルマイノリティやジェンダーについての情報発信ブース
性別、年齢、障がいの有無、国籍や性自認・性的指向等、多様な個性を持つ参加者で花道を作り、選手を送り出す「エスコートダイバーシティピープル」や、プライドハウス東京によるLGBTQ+に関する情報発信、一般社団法人S.C.P.Japanによるスポーツを通じた共生社会づくりのアプローチについて情報発信のブースを出展します。