完成度高い!注目のトラスホーゼルモデル!テーラーメイド「スパイダー GT ブラック パター」

スポナビGolf

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テーラーメイド「スパイダー GT ブラックパター」にトラスホーゼルモデルが加わりました。そこで今回はクラブフィッターの小倉勇人さんに、最新の「スパイダー GT ブラック」のトラスホーゼルモデルの特徴を解説していただきました。

スパイダーGTブラック:トラスホーゼルモデルが追加

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スパイダーGTというシリーズに新たに追加されたモデルが、トラスホーゼルが搭載されたTM2・TM1です。

スパイダーシリーズの特徴は非常に重心を深く作って、オートマチックに打ってミスに強いモデルなんですが、今回のGTは比較的重心は浅めです。

スパイダーらしくないスパイダーと言っていいと思います。従来のスパイダーの特徴というのは重心の深さによるオートマチック感だったので、少し違う味付けにしてきたなというのが個人的な印象です。

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スパイダーに操作性を入れた中で、今回はトラスホーゼルを搭載したミスに強いモデルが追加されました。

今までとはかなりアプローチの仕方も違いますが、安定してしっかりストロークができるスパイダーのコンセプトは継承しています。

スパイダーGTブラック:TM2 トラスセンターの特徴

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TM2パターは浅重心で少し動かしやすく、センターシャフトなので、自分の好みにもはまっています。

なかでも一番気に入っているのは構えやすさです。

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センターシャフトはシャフトがセンターに付いているため、構えたときに立体的でブレード面が歪んで見える部分がありました。そこが少し気になりつつ、でも性能的にはいいなと思っていました。

ただ、今回のモデルは、トラスの接続部分を少しヘッドの中に入れ込んで、トラスホーゼルのセンターシャフトに共通するハーフオフセットの位置に、トラスホーゼルが付いています。

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ハーフオフセットになってることでボールの隠れる部分が少なくなって、ボールが見えやすく構えやすくなりました。今までありそうでなかったパターなんです。センターシャフトを使っている人にとって気になる点を解消したパターです。

センターシャフトがなぜか構えづらいと思った人がこれを構えると、「あれ?構えやすいじゃん」と感じるかもしれません。打ってみてすごく狙ったところに出るし、使い勝手がいいです。

スパイダーGTブラック:TM1 トラスヒールの特徴

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TM1は基本的なヘッド構造は同じですが、ネックの入り方が違います。

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トラスホーゼルを搭載しながら、少し重心角を浅くして角度を付けています。

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構えるとセンターシャフトではないので、さらにボールが被らないようにできています。普通のクランクネックとして使いながらトラスホーゼルの効果もあります。

少し浅めでコントロールしやすいヘッドです。やさしいパターを使いたい人は、TM1トラスヒールの方が基本的には扱いやすく感じるはずです。

トラスホーゼル搭載モデルは稀に見る扱いやすいマレット

スパイダーGTトラスホーゼル搭載モデルは、操作性がある・ミスに強い・構えやすい・パターに求められる性能がガッツリ全部高性能で乗っかっている印象を受けました。稀に見る扱いやすいマレットタイプのパターという感じがします。

マレットタイプが苦手な人も機会があればぜひ触って欲しいです。すぐなくなると思うので、欲しいと思ったら全力で探してくださいね。

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※本記事はスポーツナビが独自で企画したものです。記事内の商品選定や評価はスポーツナビまたは出演者の方の判断にもとづいています。記事内で使用している商品画像はメーカーから画像・サンプルをお借りした上で使用、撮影しています。
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著者プロフィール

ゴルフメディアで活躍する識者たちが、人気のギアを徹底解説! ドライバーからアイアン、パターといったクラブ一式はもちろん、シューズやウェア、距離計など、ゴルファー必須のあらゆるギアをご紹介していきます。

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