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打ち手を選ばないやさしいアイアン！キャロウェイ「ローグST MAX アイアン」

スポナビGolf 2022年6月10日 8:00

【スポナビGolf】

2022年3月に発売され、売上ランキングでもトップにランクインするほど人気を集めるキャロウェイ「ローグST MAX アイアン」。クラブフィッターの小倉勇人さんに詳しく解説していただきました。

ROGUE ST MAX アイアン

ローグST MAXアイアンの特徴

発売以来、ローグSTは大人気シリーズとなっており、すでに試打された方も多いかもしれません。

ローグSTはドライバーが4タイプ、フェアウェイウッド4タイプ、ユーティリティも4タイプ、アイアンも4タイプあり、非常に細分化されたラインナップになっています。

【スポナビGolf】

今回紹介するローグST MAXアイアンは、ドライバーで言うと中核のローグST MAXドライバーの流れになります。オートマチックにミスに強く直進性の高いモデルと言えます。

構造的なものとして、キャロウェイといえばAIが設計したFLASHフェースSS22で、ウッドだけでなくアイアンにも搭載されています。

【スポナビGolf】

ターゲットゴルファーの打点データに加え、飛距離に関するアルゴリズム、打ち出し角・ボール初速・スピン量の3つのデータもしっかり取り込んでAIが計算し設計しているので、非常にミスに強いクラブに仕上がっています。

【スポナビGolf】

ウレタン・マイクロスフィアをフェース裏に搭載してます。フェース素材はカーペンター450ステンレススチールという少し硬めの素材なんですが、きっちり打感を中の充填剤でカバーして、しっかりした弾き感で飛距離性能と心地いい打感を追求しています。

【スポナビGolf】

少し厚めのブレード、強めのグースネックも特徴のひとつ。この顔を見慣れてる方は過去にキャロウェイのアイアンを使った方だと思います。キャロウェイはやさしいモデルには強いグースとブレードの厚めの顔を好んで作ってきます。

それには理由があります。ブレードが厚い方が当たり負けしない印象があり、グースネックは球のつかまりがいいのが見た目で分かるので、それがやさしさにつながりやすいのです。こういった顔でゴルフを覚えると、これがやさしくてしょうがないのでこの顔が良いという方が増えてきます。

試打した感想

【スポナビGolf】

どこに当たっても、とにかく前になんとなく行ってくれて高さをちゃんと保ってくれるので、本当にオートマチックに直進的に球を飛ばしてくれるというのが率直な印象です。

【スポナビGolf】

ロフトは7番で27.5°とかなり立ってる方と言っていいと思います。飛び系アイアンで一番立っているのが今25°なので、結構立ってる方なんですが、高さはちゃんとそれなりに出てくれます。極端に飛距離性能を追求してるわけでもないので、きっちり距離も出しながらオートマチックに楽に飛ばせるアイアンに仕上がっている印象です。