意外と知らない?正しいヤード杭の見方でスコアメイク!

Gridge(グリッジ)

【photo-ac】

ゴルフ場に行くと、必ず見ると思います。

ティーグラウンドからグリーンまでの途中、コースの両端にヤード杭ってありますよね。

数字だけ見て、すぐにクラブを選んでしまうと、意外と間違いやすい落とし穴があります。

今回は「正しいヤード杭の見方」をご紹介させていただきます。

ヤード杭の種類

ゴルフ場によって、ヤード杭の種類はさまざまです。

一番多いのが数字が書いてあるタイプですが、線で残り距離を示してあるヤード杭もあります。

数字のヤード杭はわかりやすいですが、線で書いてあるものはいまいちわかりにくいですよね。

多くのゴルフ場で線の場合は、

1本:残り50ヤード
2本:残り100ヤード
3本:残り150ヤード
4本:残り200ヤード

といった具合になっています!

他にも、色で残りの距離を示しているゴルフ場もあります。

その場合、一般的には、赤(100ヤード)、白(150ヤード)、青(200ヤード)が多いです。

また、50ヤード刻みに目印となる苗木を植えているゴルフ場もあるので、注意が必要です。

必ずプレー前に、キャディーさんに聞くか、セルフの場合はマスター室に尋ねるなどして確認しましょう。

センター表示 or エッジ表示

表示されている残りの距離は、“どこまでの距離”なのでしょうか?

それによって、選択する番手が大きく変わります。

表示の方式としては、2つあります!

1.グリーンセンター表示
セルフプレーが多くなった現在は、グリーンセンター(中央)までの表示が主流です。

そのため、例えばピンが手前にある場合は、ヤード杭の表示に合わせて打つと、ピン奥に止まってしまいます。

受けグリーン(奥が高いグリーン)の場合は下りのパットが残ることになるので、注意が必要です。

例:
グリーンセンターまで150ヤード、ピンは5ヤード手前
=ピンまでの距離は145ヤード

2.グリーンエッジ表示
キャディー付きプレーがメインのゴルフ場は、今でもグリーンエッジ(手前端)までの距離表示をしているところが多いですね。

ということは「ピンがエッジから何ヤード奥に入っているか」という計算が必要になるので、「ヤード杭の表示+エッジからピンまでの距離を」打っていく必要があります。

例:
グリーンエッジまで150ヤード、ピンは25ヤード奥
=ピンまでの距離は175ヤード

また、エッジ表示のゴルフ場でも、「ショートホール(パー3)だけはセンター表示」など、混在している場合があるので、これもマスター室で確認しておくと無難です。

ピンの位置を確認しよう

ヤード杭の種類と、グリーンセンター・エッジ表示の見方はわかりました。

では、どうやってピンの位置を把握するのでしょうか?

そんな時、ピンポジションの図を見て、グリーンのどこにピンが刺さっているのかを確認します(通常はカートのハンドル部分に挟んであるか、前かごの中に入っています。グリーンマスター室前に置いてある場合もあります。キャディーさんがいる場合は、教えてもらえます)。

数字に従って、残り距離を計算し、番手を選びましょう。

ただし、『ピンポジションに関わらず、グリーンのセンターを狙うのが鉄則』とあの中部銀次郎(なかべぎんじろう:日本のレジェンド的アマチュアゴルファー)さんも言ってました。

ピンを狙うよりも、グリーンセンターまでの距離を狙っていくほうが、安全にスコアメイクしていくことができるかもしれませんね。
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『ゴルフの楽しさをすべての人に』をコンセプトにしたゴルフ情報サイト。 ビギナーゴルファーにも読みやすいマナーやルールの記事や女性ゴルファーに向けたレッスン記事など幅広い情報を発信中。

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