最強ツアープロコーチのゴルフメソッド 奥嶋誠昭編 #2 フェース真っすぐインパクトを実現する

ALBA TV

【GOLF Net TV】

現役トッププロを指導するツアープロコーチから独自の上達プログラムを全12回で学ぶ『マジック★ゴルフメソッド』。初回シリーズは稲見萌寧、高橋彩華、木下稜介らを指導する奥嶋誠昭が登場。奥嶋コーチが考えるアマチュアゴルファーの80切りを目指すためのキーワードは“パーオン率55%”。パーオン率を高めるための第2回目のテーマは『フェース真っすぐインパクトを実現するドリル』。

奥嶋誠昭(おくしま・ともあき)プロフィール|1980年3月26日生まれ。神奈川県出身。ヒルトップ横浜クラブ内の「ノビテックゴルフスタジオ」で、体とクラブの動きを3次元で計測・解析する『GEARS』(ギアーズ)をはじめとする、世界最先端機器を駆使したレッスンを行っている。

※リンク先は外部サイトの場合があります

『ボール挟みスイング』で腕のローテーションをなるべく使わずにフェースコンロールの精度を上げていく

アマチュアゴルファーの方が80切りを目指すうえで、僕が考えるキーワード『パーオン率55%』を達成するための練習法や考え方を紹介していきます。

ショットの安定性を高めるための準備として、前回は左右それぞれの手でフェースコントロールを覚える『左右片手打ち』をレッスンしましたが、今回は両手でのフェースコントロールを覚える『ボール挟みスイング』を紹介したいと思います。

腕の動きでフェースを返そうとする方は多いですが、腕の動きを抑えて、体の動きで返していくのがこのドリルの目的です。

ボールを挟むことで腕の回転を抑えることができ、フェースの動きも抑えることができる。それにより、よりインパクトゾーンが長く、真っすぐとりやすくなっていきます。スイング中は一瞬なので“フェースの動きを考える”ことはできません。ドリルを反復することでフェースコントロールの意識を体に覚えさせることが重要です。

腕のローテーション具合を把握するため、アドレスではボールの空気穴(※マジックなどで目印をつけた場所でもOK)を正面に向けるようにしてください。その目印が左右に回らないこと(体の正面と同じ向き)を意識して球を打っていくと、フェースの向きが軌道に対してつねにスクエアを保っていってくれるので、ボールのコントロールがしやすくなります。

【GOLF Net TV】

【GOLF Net TV】

【GOLF Net TV】

ボールを挟んだままでは大きなスイングは難しいので、スタンスは狭めで、ビジネスゾーン(3時〜9時)のふり幅)で練習していただければ良いと思います。クラブと空気穴が一直線で同じ方向を向くことを意識しておこなってみてください。

【GOLF Net TV】

【GOLF Net TV】

【GOLF Net TV】

【GOLF Net TV】

普段の練習をおこなう際には、(1)まずは左右の片手打ちを20球、(2)終わったらボールを挟んでのスイングを20球くらい打ってあげると、腕や体に良い感覚が残ってくるので、(3)ボールを外して普通にショットを打つ…いった流れを幾度か繰り返しいただくと、インパクトゾーンでのフェースコントロールの感覚がついてくると思います。

★番組デモンストレーター・青山加織の解説

『アマチュアの方は腕のローテーションを多く使うといわれていて、プロの場合は腕のローテーションをなるべく使わずにフェースコンロールの精度を上げていくという違いがあります。両肩、腕の三角形を保ってその先にヘッドがある状態を作ることで、体に対してフェースがつねにスクエアであることをインパクトゾーンで体感することができます。胸が閉じてくるとフェースが閉じますし、胸が開いてくるとフェースも開く…胸でフェースのコントロールをする感覚を養えることができると思います。大きな筋肉で細かくヘッドを動かすといったイメージですね』
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

「ALBA TV(アルバTV)」は2017年に生まれた新しい形のゴルフ専門インターネットTV局。無料番組が約7,000本以上見放題!トッププロのレッスンから、人気女子プロの素顔に密着した番組までゴルファー必見の動画が満載のサービスです!※GOLF Net TVは2023年1月より「ALBA TV」にサービス名を変更いたしました。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント