最強ツアープロコーチのゴルフメソッド 奥嶋誠昭編 #2 フェース真っすぐインパクトを実現する
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奥嶋誠昭(おくしま・ともあき)プロフィール|1980年3月26日生まれ。神奈川県出身。ヒルトップ横浜クラブ内の「ノビテックゴルフスタジオ」で、体とクラブの動きを3次元で計測・解析する『GEARS』(ギアーズ)をはじめとする、世界最先端機器を駆使したレッスンを行っている。
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『ボール挟みスイング』で腕のローテーションをなるべく使わずにフェースコンロールの精度を上げていく
ショットの安定性を高めるための準備として、前回は左右それぞれの手でフェースコントロールを覚える『左右片手打ち』をレッスンしましたが、今回は両手でのフェースコントロールを覚える『ボール挟みスイング』を紹介したいと思います。
腕の動きでフェースを返そうとする方は多いですが、腕の動きを抑えて、体の動きで返していくのがこのドリルの目的です。
ボールを挟むことで腕の回転を抑えることができ、フェースの動きも抑えることができる。それにより、よりインパクトゾーンが長く、真っすぐとりやすくなっていきます。スイング中は一瞬なので“フェースの動きを考える”ことはできません。ドリルを反復することでフェースコントロールの意識を体に覚えさせることが重要です。
腕のローテーション具合を把握するため、アドレスではボールの空気穴(※マジックなどで目印をつけた場所でもOK)を正面に向けるようにしてください。その目印が左右に回らないこと(体の正面と同じ向き)を意識して球を打っていくと、フェースの向きが軌道に対してつねにスクエアを保っていってくれるので、ボールのコントロールがしやすくなります。
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★番組デモンストレーター・青山加織の解説
『アマチュアの方は腕のローテーションを多く使うといわれていて、プロの場合は腕のローテーションをなるべく使わずにフェースコンロールの精度を上げていくという違いがあります。両肩、腕の三角形を保ってその先にヘッドがある状態を作ることで、体に対してフェースがつねにスクエアであることをインパクトゾーンで体感することができます。胸が閉じてくるとフェースが閉じますし、胸が開いてくるとフェースも開く…胸でフェースのコントロールをする感覚を養えることができると思います。大きな筋肉で細かくヘッドを動かすといったイメージですね』
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